【円山町テレビ放談】

イジリーは真面目、クロちゃんはド変態!? 人気芸人「ここだけの話」

 16日深夜に放送された『ざっくりハイタッチ』(テレビ東京系)で、売れっ子芸人たちの裏の顔が暴露され話題になっている。番組の中で芸人の素顔を赤裸々に語ったのは、彼らとつながりの深い同じく売れっ子芸人たち。誰よりも身近に接している彼らだからこそ語ることのできる、人気芸人の裏の顔とは一体どんなものなのだろうか。

 番組冒頭、レギュラーメンバーの後藤輝基(38)は、「異常な性生活」を送る芸人として、もう中学生(30)が自慰の後、罪悪感に苛まれすぎてアダルトDVDを割っていると話し、天津の木村卓寛(36)があまりにも強い性欲のためダッチワイフを連続で2度抱いたことを暴露。そしてタレこみ屋として登場したTKOの木下隆之(41)が、同じ事務所に所属する安田大サーカス・クロちゃん(36)の異常な性生活を語った。

 母親の仕送りで1,000軒ものキャバクラに通ったという女好きクロちゃんだが、実は男性にも興味があるのではないか、と木下は話し、その根拠として中年男性とホテルに入っていった目撃談があるのだという。また、クロちゃんお気に入りのオカズが今田耕司(47)だということも暴露。きっかけは、今田と陰茎でチャンバラをした夢で夢精した快感があまりにも衝撃的だったことだという。さらに、男性への興味に関してはクロちゃん自身も自覚があるようで、歯止めが利かなくなるのが目に見えているからニューハーフの店には絶対行かないと断言しているらしい。木下はクロちゃんを、“異常ともいえるキャバクラ通いとニューハーフへの抑えきれない興味を併せ持つ”倒錯した性癖の持ち主だと見ているようだ。

 さらにアルコ&ピースの平子祐希(34)は、同じ事務所の先輩でもある有吉弘行(38)の素顔を暴露する。平子によると、芸能界で毒舌王として知られる有吉だが、その素顔は「愛のかたまり」で「ただの人格者」だというのだ。たとえば、有吉は後輩を高級焼肉店に連れて行くと、必ず「お前らみたいな貧乏芸人はこんな高い肉食えないだろうな」とフリを入れ、値段を気にする必要はないという空気を作ってくれ、また、酔うと必ず後輩たちに「どんな仕事でも真面目に一生懸命やれ。誰かが見てくれてるはずだ!」と熱く語るらしい。毒舌王として活躍する有吉だが、その素顔は誰よりも真摯に仕事に向き合い後輩を気遣う人格者だったわけだ。

 また、島田秀平(35)は『ギルガメッシュないと』(テレビ東京系)などでの活躍から、エロの伝道師として知られるイジリー岡田(48)について、その真面目すぎる素顔を語る。島田によると、合コンでのイジリーはテレビとは違ってエロを一切封印するようで、たとえ王様ゲームで盛り上がっていても、エッチな指令は出さず、「王様以外、お酒を飲む!」と声を張るらしい。また、番組の収録でフリートークの指示が出ると自分で1から台本を作ってトークに臨み、彼の代名詞でもある舌をレロレロさせるギャグも事前に必ず準備体操をして披露するという。そして、テレビの中であれだけ女性タレントに対してセクハラ的なギャグを連発していながら、ただの1度も相手女性タレントの体には触れていないという事実を明かす。

 ほかにも、千鳥の大悟(33)は、2009年のR-1ぐらんぷりで優勝して上京したコウタ・シャイニング(33)の、バイト先の飲み屋で酔っ払いに絡まれてネタをやらされた末、フリップを踏み潰されたという悲しい現状を語り、若手芸人たちの悲喜こもごもを明かしていた。

 もちろんこの番組で語られた数々のエピソードはすべて笑いのためで、芸人ならではの暴露といえる。身近な仲間に素顔を明かされた芸人にとっても決してマイナスイメージということはないだろう。すべてを笑いにささげている芸人にとって、たとえイメージとは真逆の素顔を明かされても、笑いを生めば御の字ということだ。

 最後に、記者の情報筋による人気芸人の裏の顔を暴露したい。その芸人とはオリエンタルラジオの2人。もともとゲイやバイ疑惑のあったオリラジの中田敦彦(30)についてはあまり驚きはないかもしれないが、新宿2丁目で働くあるゲイによると、この中田と共に藤森慎吾(30)も実はバイなのではないかというのだ。真相は定かではないが、2人はよく連れ立って2丁目に繰り出していて、それぞれ別々にゲイと共に闇夜に消えていく姿を目撃したという。また、2人がゲイ仲間と富士急ハイランドに遊びに行ったという話が2丁目でウワサになっているとも教えてくれた。もちろんただの友達という可能性もあるが、既婚している中田と女好きで知られる藤森の今後には注目したい。

 番組の中で千原ジュニア(38)は自分のことを「テレビに出ているときのほうが裏の顔かもしれない」と言っていた。芸人とはいえ人間。さまざまな顔を持っていることは自然なことといえるだろう。勝手にイメージを膨らませているのは、むしろ視聴者側だ。変な思い込みは捨てて、彼らの笑いに対する純粋な気持ちと彼らが生み出す笑いそのものを単純に楽しむというのが、よき視聴者の姿といえるのかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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