「セックス中に失神」は都市伝説なのか?

※イメージ画像 photo by Dave Putzier from flickr

 スマートフォンやiPadの普及により、電子書籍の需要が高まりつつある。「本はやはり紙で読むもの」「インクの香りがしない電子書籍は物足りない」という声もあるが、そのぶん「場所をとらない」「安い」などのメリットもあるので、出張や旅行、通勤電車のお供に電子書籍を読んでいるという人も多いだろう。

 電子書籍も、紙の本と同様に様々なジャンルが存在するわけだが、その中でも、水面下で密かに人気を集めているのが「官能小説」というジャンルだ。書店で官能小説を買うのは恥ずかしいという人や、ネット通販で購入したとしても、家に置きづらい・移動中に読みづらいという人にとっては、電子書籍で官能小説が購読できるのは、非常にありがたい。家の本棚に、蜜壺だの肉根だの過激なタイトルが並ぶこともなければ、電車内で読む際も、周囲からは、携帯端末をいじっているようにしか見えないだろう。

 官能小説の中にも、男性向けだったり女性向けのボーイズラブだったり、はたまたSMだったり、様々なジャンルが存在するが、どのジャンルでも、ちょくちょく目にするのが「失神」という単語。激しい性行為によって気を失ったという描写だが、現実のセックスにもありえるのだろうか? 「失神寸前」くらいの状態に導くことはできても、本当に失神させることなど、滅多にないだろう。しかし、人気歌手のコンサートで、熱狂した女性ファンが失神したというエピソードもあるので、セックスで失神するわけがないとは言い切れない。

セックスで失神させた経験2パターン

 そこで、セックスにおいて、相手を失神させたことがあるという人に話を聞いてみた。

 まずは、アダルトグッズを用いた失神。女性を緊縛し、電マを使って局部を集中的かつ執拗に責める。電マとは、家電量販店などでもお馴染みの、肩コリ緩和用の家庭用のマッサージャーのこと。なので、正確に言えばアダルトグッズではないのだが、アダルトビデオで頻繁に使われるようになったことから、すっかりエロアイテムのイメージが色濃くなってしまった。アダルトビデオの影響で、「電マ=女性が確実にイク」と思われがちだが、女性によっては、「何が気持ち良いのか全く理解できない」という人もいるので、電マを用いたからといって、必ず失神するとは限らない。もちろん、好きな人は好きなようで、電マならあっという間にイッてしまうという女性もいるので、そういったタイプの女性に試せば、失神することもあるのだろう。

 ほか、女性一名に対して、男性数名の「複数プレイ」で、失神が起きることもあるのだそう。確かに、オトコ一人では、黙々と責め続けることは難しいが、複数名で力を合わせて協力すれば、女性にとっては入れ替わり立ち替わり、責めがずっと続くことになる。

 アダルトグッズにしろ複数プレイにしろ、オーガズム状態を連続させるのがコツなのかもしれない。と、言葉でいうのは簡単だが、実際には誰でも出来るワザではなく、タイミングやテクニックなど、様々な条件が重ならないと、失神に至ることはほとんどないだろう。

女性を失神させたら…

 また、女性が失神した場合、ほとんどの男性は、まず焦るという。「俺のテクニックで気を失いやがったぜ!」などと悠長に構えていられる人はいないようだ。ほっぺたを叩いて起こす・それでも起きない時は脈や心臓の鼓動をチェックして、とりあえずはほっと胸を撫で下ろすとのこと。

 次に、女性側の声にも耳を傾けてみよう。驚かされたのが、「男性のテクニックがどうのこうのではなく、失神グゼがついているのかもしれない」というケース。とある男性とのセックスで失神して以降、ほかの男性とのセックスでも、失神しやすくなってしまったのだという。そういえば、筆者には脱臼グセがあって、運動中というわけでもないのに、普通に歩いているだけでも肩がはずれることがあるのだが、それと同じ原理なのかもしれない。ほか、「無理に起こさないで、そのまま寝かせておいて」という女性もいたが、万が一のことを考えると、揺り起こしたくなるのは当然である。

無理やりは絶対にNG!

 兎にも角にも、失神させようとして、無理な責めをするのは禁物である。オトコとしては、「俺のセックステクニックでオンナを失神させたぜ!」という武勇伝が欲しいものだが、失神が身体に与える負荷はかなりのものだろうから、充分に注意していただきたいものである。そもそも、失神させることに固執しすぎてしまっては、セックス自体を楽しめなくなってしまう。失神は、偶然の産物程度に考え、せいぜい失禁させるくらいのほうが無難だろう。
(文=菊池 美佳子)

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