濃厚密着でもヌキなし!? 急増中の洗体エステとは

※イメージ画像 photo by AngelM from flickr

 この1~2年で急増した「洗体エステ」。店舗型なので街を歩いていてもよく見かけるが、”泡”とか”密着”みたいなキーワードが好奇心をくすぐる。ヌキがないという噂だが、とりあえず渋谷の有名店に入ってみた。

 受付を済ませて個室に入ると薄暗く、癒しがテーマの落ち着いた雰囲気。そこで待っていると、セラピストのリカちゃん(20歳)が登場。かなりカワイイ。服装はピッタリとして、体のラインがハッキリわかるミニワンピース。スタイル抜群で、普通の風俗店よりもレベルが高い。さっそく服を脱ぎ、腰にタオルを巻いてマットレスに寝ると、指圧、そしてアロマオイルマッサージ。太ももに顔を乗せながらのマッサージがイイ。後頭部に胸が当たる密着感もうれしい。ただ、風俗店ではないので、客から女のコに触ることは禁止されている。

 次に、渡された紙パンツを履くと、いよいよ洗体サービスだ。彼女はビキニの水着になり、泡立ちの良いソープで全身を洗い始めた。これもまた気持ちイイ。……と、彼女が股間を洗っているではないか!!

 もちろん、紙パンツの上からなのだが、サオの形に沿ってシコシコするので、股間はすっかり元気になってしまった。暴発しそうだよと言うと、彼女は「えぇ~我慢して♪」だって。気持ちイイけど、やはりヌキはないのだ。

 さて、この洗体エステ、なぜこんなに増えたのか。ある風俗誌の編集者はこう言う。

「もともと5~6年前に沖縄でいくつかの業者が始め、この2~3年で一気に全国に広まりました。相場は1時間で1万円前後です。ヌキなどの直接的な性的サービスがないため、風俗営業許可なしで開店できるようです。ただ、その実態はかなり風俗に近いですね」

 風俗ライターもプレイ内容についてこう説明する。

「一番多いのは、女のコに体を洗わせながら、自分でシコシコするケース(笑)。室内にティッシュを置いていない店も多いが、洗体なので、洗い流してしまえば何も証拠は残らないというわけ。ウワサでは、過激プレイに誘う女のコもいるという話です」

 サービスの過激化を招く原因は他にもある。「日本人女性限定としながら、中国人を働かせていている店も少なくありません。”中国エステ”の感覚でサービスする女性もいるといいます。違法店も出没し始めており、今後、取締りが強化されるのは必至です」(同風俗ライター)

 5月には池袋の洗体エステ店の経営者ら3人が風営法違反(禁止地域営業)の疑いで逮捕されたが、都内で洗体エステ店が摘発されたのはこれが初めてだった。全国でも検挙される店が相次いでいる。

 逆に、客が騒動を起こすケースもある。新橋のエステ店を利用したところ、性的サービスがなかったことで逆恨みし、1週間後に再び訪れて、スタンガンを押し付けるなど暴力を振るったというのだ。店によっては、そういう”勘違い”客に苦慮しているところもあるらしい。おしゃべりだけのキャバクラより女のコと濃厚接触できるものの、最後まで”スッキリ”とはいかない洗体エステ。客側も上手に利用することが求められている。
(文=上条泡介)

『どこまでヤレる!? 水着洗体エステのお姉さん』

 
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