あの美少女アイドル倉持由香が「アイドルライター」に転身!?

正統派美人アイドルの佇まいながら、その中身は……。しかし、Perfumeのっちに似ているなぁ

 2008年に、現役女子高生アイドルが山手線で通学中に痴漢を空手の後ろ回し蹴りで撃退したとして、各局のワイドショーやスポーツ紙などに大きく取り上げられた倉持由香(19)。その後、某サイトのインタビューでは、自身を「実はジャンヌ・ダルクの生まれ変わり」「昼は堕天使ミナエル、夜は悪魔カサエル(※本名・笠井未奈子が由来と思われる)」であるなどと、面白いけれども非常に残念な気持ちになる発言を本気で展開し、ネット上で「中2病すぎる」と大きな話題になった。

 大学受験を機に活動を休止した彼女が、大学入学を果たして芸能活動を再開し、さらに東京・小岩のゲームカフェ『シズク』でマネジャーをしているという情報をキャッチ。同店を訪問し、女子大生でアイドルでゲームカフェマネジャーという3足のわらじで活動を始めた彼女にインタビューを敢行した。

ゲームカフェ「シズク」には、こういう見るからに面白怪しげなボードゲームもあります!

──芸能活動を休止されてましたが、無事に活動再開になりましたね

倉持「所属していた事務所を辞めて受験に専念していたんですが、共立女子大学に入学して活動を再開しました。まだ新しい事務所は決めていないんですが、芸名は以前の『倉持結香』から『倉持由香』に変わりました」

──このお店はメイドさんとモンハン(モンスターハンター)やカードゲームなどを楽しめるという趣向のようですが、ゲームカフェでマネジャーをしようと思ったのは?

倉持「メイドカフェか男装喫茶で働きたいなと思っていたんですが、元々ゲーム好きだったので、ちょうど良いなと思いまして。特にコネがあったわけではなく、自分で見つけて応募しました。マネジャーとしてイベントの企画やフードを考案したり、メイドの格好で店にいることもあります」

──以前はかなり強烈なキャラで、天使と悪魔の人格があるというインタビューもありましたが、あれは女子大生アイドルとなっても継続されるんでしょうか?

倉持「あ、あれは子どもの頃の妄想の話をしたインタビューなんです! 今は全然普通です! 大丈夫です!(かなり恥ずかしそう)」

──あー、黒歴史ですか。あんまり突っ込むと可哀想ですね……。最近、ニコニコ生放送で『彼氏ができたら即座に芸能界の仕事を辞めるかもしれない』と発言していたそうですが、大学生になるとコンパの誘いなども多そうですけど、恋愛は?

倉持「コンパは誘われても怖くて行けないですね。友達から誘われても『彼氏がいるから』って嘘をついて、今は断っています。男性の隣に座って話すのも得意じゃなくて、男性に触れられるのも凄く苦手です。もし彼氏ができてバレてしまったらアイドル失格だと思いますし、わたしは仕事と恋愛を両立できるタイプではないので、しばらく恋愛はなさそうですね。でも、もし付き合うとしたら『君に届け』(椎名軽穂・作)というマンガの風早君みたいな人が良いかな」

──現実には、あんな爽やかな男性はいないでしょうが……。倉持さんが夢見る少女でいるうちは恋愛もなさそうで、ファンは一安心です。今後は、どんな活動をしていきたいという目標はあるんでしょうか?

倉持「とにかくグラビアをやりたいです。以前も肩書きはグラビアアイドルだったんですけど、グラビアをやらせてもらったことがなくて……。グラビアを撮影されたいという気持ちは強いですし、グラビアを見るのも大好きなんですよ」

──本来は撮影対象になるアイドルなのに、グラビアを見るのが好きなんですか?

倉持「好きですね。ほしのあきさんが一番好きで、去年引退した石井香織さんも大好きでした。普通のグラビア誌だけじゃなく、「クリーム」(ワイレア出版)とかお菓子系の雑誌も読んでました。お菓子系出身だと鮎川穂乃果さん木嶋のりこさん、他にも好きなアイドルはたくさんいます」

──女の子なのに「クリーム」までカバーしてたんですか

倉持「前の事務所に置いてあって読んでたんですけど、もうタレントの仕事を始めていたのに、一般読者としてアイドルの似顔絵を読者投稿コーナーに送って掲載されたこともあります」

──女の子なのに可愛い女の子を見るのが好きなんでしょうか。噂によると、ロリータ系成人向けマンガ誌『コミック LO』(茜新社)が大好きだということですが、二次元もイケるクチですか?

倉持「LOは好きですよ。現実のジュニアアイドルも好きなんですけど、8歳とか9歳とかの女の子がTバックを履かされているようなのは可哀想で見れないです。二次元なら良いという感じですね。幼稚園の頃から裸の女の子の絵ばっかり描いてて、母親から叱られたこともあります(笑)」

──『範馬刃牙』(板垣恵介・作)のような格闘マンガもお好きですよね。ああいう作品に登場する筋肉質な男性が好きという意識もあるんでしょうか。

倉持「現実だと、あまりにマッチョな男性は怖いというイメージもあるかな……。それより、自分が勇次郎(※主人公の父親で地上最強の生物)みたいに強くなって、思いどおりに美女をはべらせたいという憧れが強いですね。『世界中にバラまかれた俺の種!』みたいな感じで(笑)」

──美女をはべらせたいってのは完全に男の嗜好…というかオッサンの妄想ですが、倉持さんなりのグラビアへのこだわりはあるんでしょうか?

倉持「フォトショップで過剰に修正したようなのはあまり好きじゃなくて、毛穴までしっかりと分かるようなものが良いですね。シャワーを浴びて水滴をはじいてるようなのも好み。太陽の下で水着だけという明るい直球のものより、水着の上に透けたカーデを羽織っていたり、ちょっとフェチが入ってるのが好きですね。エロさが重要です」

 取材に同行した編集長からグラビアアイドルの画像を幾つか見せられると、倉持は「浴衣がはだけて太ももが見えてるのが良いですね」「畳の上というのが堪らない」などと興奮気味に反応し、どうやら彼女の嗜好は古き良きグラビアといった感じ。言い方を変えれば、オヤジっぽい……?

 ここで、特技がイラストという彼女に理想のグラビアを絵で描いてもらうことに。「黒髪」「黒ビキニ」「スレンダー」「水着の上に透ける素材の衣装」という要素がポイントらしく、やはり19歳の女性アイドルとは思えないほど、男目線と変わらない趣味嗜好である。

──そこまでグラドルやアイドルが好きとなると、グラビア誌の編集者やアイドルライターの方が向いているんじゃないですか?

倉持「やってみたいです! 大学では文芸学部に入って文章の勉強をしているので、自分なりのアイドル論を語ったり、インタビューとかもしてみたいですね」

 ここで編集長から「やりましょう」の一声が。即決にも程があるだろ……。

倉持「本当ですか? 嬉しいです! インタビューで可愛いアイドルに会えたら嬉しいですね。グラドルとして自分なりの理想のグラビアを追求しながら、文章でも活動していけたらいいなと思います」

 彼女のグラドル愛と編集長の鶴の一声により、「メンズサイゾー・倉持由香アイドル論連載企画」が決定した。19歳の現役女子大生アイドルが、どんな視点で今のアイドルを語るのか。グラドルとしての活動に期待すると同時に、アイドルライターとしての活動も楽しみにしながら、近日の公開を待とう!
(取材・文=ローリングクレイドル/Yellow Tear Drops

倉持由香(くらもち・ゆか)
千葉県出身。1991年11月6日生まれの19歳。スリーサイズはB83-W58-W86。共立女子大学に通う現役女子大生アイドル。現在は新しい事務所を探しながら、フリーとして活動中。趣味は空手、昆虫などの生物観察、自転車、レトロゲームなど。特技はイラストを描くこととモビルスーツの形態模写。東京・小岩のゲームカフェ「シズク」のマネジャーを務めている。

倉持由香の「くらゆかぶろぐ。」
http://ameblo.jp/yuka-kuramoti/
ゲームカフェ「シズク」
住所:東京都江戸川区西小岩1-24-15 財商北ビル4F
電話番号:03-5694-7081
http://koiwashizuku.web.fc2.com/
※4月29日に倉持由香の企画によるイベント開催予定。

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