乱れる自衛官の「性」事情 その裏側には何が!?

*イメージ画像:『陸上自衛隊の素顔』著:小川和久/小学館

 5月20日、女装してケーキ店に入店し、ケーキを注文した上で、ワンピースをまくり上げて女性店員(25)に陰部を露出した自衛官の男性(51)が逮捕された。容疑者は「女装して入店したが、下半身を見せたりしてはいない」と、容疑を否認しているというが、同店では昨夏以来同様の被害が相次いでいることから、関与は確実と目されている。

 准陸尉といえば、陸上自衛隊制服組の中でも準幹部に位置する階級。30年に及ぶ軍歴をもち、制服組の中でもかなり高い地位にまで上り詰めた男の犯したとされる罪状が、「お菓子屋さんでチンチン露出」であるというのは、何ともいびつで滑稽である。またこのことにより、彼の将来の軍歴が一転して暗いものになるであろうことは確かだ。

 閉鎖的なイメージもある自衛隊。平成18年度に懲戒処分を受けた隊員は1,325人にのぼり、そのうち44人は「私行上の非行」であるという。お役所ならではの言葉選びかもしれないが、この「私行上の非行」が表しているのは、前出エロ准陸尉のような行為なのだと推測される。

 では健全な自衛隊員は、基本的に男性だらけの隊内で、あくまで性欲旺盛な年代の男性として、どのように性欲処理をしているのだろか。

「ここだけの話ですが、自衛隊員さんには、AVが飛ぶように売れます。若くてゴツい自衛官風の男性が、棚一列の作品をまとめてお買い上げなんてこともしょっちゅう。彼らは基本的に隊舎暮らしのため、給与をもらってもこれといった使い道がなく、嗜好品への出費額は平均的なサラリーマンの数倍と見られています」(アダルトショップオーナー)

 それでは、女性隊員も徐々に増え始めた自衛隊内での恋愛事情はどうなっているのか。

「昨年まで隊舎暮らしをしていましたが、運良くWAC(女性自衛官)の妻と結婚することができ、今では自宅から駐屯地まで出動しています。自分もそうですが、WACが結婚する場合、相手も自衛隊員であるということがほとんど」(陸上自衛隊員の男性、29歳)

 また、自衛隊といえば同性愛の噂もちらほら聞くが。

「基本的に、隊舎はオトコだらけの空間ですからね。知る限りで、同性愛に及んでいるカップルは3組ありますし、自分も先輩自衛官に強く誘われたことがあります。なんとか断りきれましたけど……」(前出、陸自の男性)

 このように、一般社会とは少し離れた、陸上自衛隊員の性生活の実態。三隊の中でも高い結婚率を誇っている海上自衛隊の場合には、次にような悩みも。

「これは遠洋漁業出航など、船乗り共通の悩みですけどね。やはり航海中はセックスレスになってしまうわけで、コッソリと持ち込んだアダルト関係の本やビデオなどを、同僚と楽しんでいます。もちろん、家内には秘密ですが……」(海上自衛隊員の男性、32歳既婚)

 なかなか内情を知る機会のない、自衛隊のという閉鎖的な組織。その中で男性隊員たちが、相当の葛藤のもとで国防のための勤務に励んでいるということが浮き彫りになったのも、今回の事件の影響ではないだろうか。

「トミカ No.114 自衛隊 軽装甲機動車」

 
ヤバイ! カッコイイ!!


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