主婦友の浮気デビューに付き添う女|ブッ飛び素人モデルFile

エロ本編集者とハメ撮りモデル/ブッ飛び素人モデルFile155

1998年から2018年7月まで、20年間にわたり編集者としてエロ本に携わってきたという川田拓也氏(51歳)。ハードでエグいマニア誌から始まり、引退までの13年はコンビニ系のアダルト誌を編集。趣味と実益を兼ね「ハメ撮り写真は極力自分で撮る」が信条だったとか。
そんな氏がエロ本編集者人生を振り返り、今思うのは「風俗嬢よりAV女優より、いろんな意味で本当にエグいのは素人女性!」だということだそうで…。川田氏が、足かけ20年でハメ撮った720人以上の女性の中から、今でも忘れられないブッ飛び素人モデルとのエピソードを蔵出しする。

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※イメージ画像:Getty Imagesより

主婦友の浮気デビューに付き添う女/加里奈(36歳・バツイチ)

 当連載では、僕がエロ本編集者、兼ハメ撮りカメラマンとして働ていた20年間に出会った、ぶっ飛んだ素人モデルさんとのエピソード、もしくはその女性から聞き出した武勇伝的なエロい鉄板エピソードをご紹介しているワケですが……。

 エロ本のモデル探しというのは1通りではございません。まあ、多くが〈素人モデル大募集〉といった求人広告に応募してきた方々、というのは間違いないのですが……。

 数ある中にはイレギュラー的に……そう、ハプバーで出会ってスカウトした女性だったり、女性のエロ系ライターさんからの紹介だったり、というケースも少なくないんです。

 で、今回は……20年のエロ本稼業を生業にした僕でさえ、こんなの見たことも聞いたこともございません!ってな、恐らくは誰も経験したことのないであろう激レア体験がきっかけでありまして。いったいどんな体験談かと申しますと……。

 その日は確か、担当していたエロ本の校了明けで、次の企画を考えながら、のんびり過ごしますかってな平日だったと思います。

 

(そうだ、久しぶりに出会い系で人妻さんと遊んじゃおうかな。モデルにスカウトできたら、遊び代も経費にできるかもしれないし♪)

 

 ふと、そんなことを思い立ち、本物の人妻と遊ぶなら朝イチからの捜索がベストということで……だってほら、夕方以降に出会い系で引っかかる人妻なんて、夜に出勤してる人妻デリの人妻同様、8割は偽物じゃないですか(笑)。

 とまあ、そんなわけで朝の8時から出会い系にアクセスしてメッセを物色したんですね。

 で、その結果。

 

〈今日の午後、サポしてくれる男性募集中(ハート)〉

 

 てなメッセージをアップしていた、A子と名乗るアラサー人妻とイチゴで援交することになったんです。

 で、午後2時に渋谷で待ち合わせることになったんですが、待ち合わせ場所で会えないとイヤだからと連絡用のメアドを交換し、一応こっちの写メを送っといたんですね。

 すると、約束の1時間前にメールを受信。見ると、それはA子からで……。

 

〈ふたりで行くからビックリしないでね〉

 

 ふたりって……男と? なによ、寝取られ系なの? それとも女と? え、3Pさせてくれるってこと? なんだよ、情報少な過ぎだっつーの! で、どういうことかとメールするも返信なし……。

 まさに「あぁ、もう!」な精神状態(笑)。

 とは言え、イライラしても仕方ないので、念のため3Pだったとき用にふたり分の援交代を請求されてもいいように大3枚をサイフに仕込んで渋谷に出掛けたんです。すると!

 

「川田さんですか? A子でーす」

 

 と声を掛けてきたのは、めっちゃ可愛らしい顔をした、アラサーとは思えないロリタイプ。

 で、その後ろに、彼女より少し年上って感じの女性がひとり。こちらは美人タイプで、

 

(うほほぉい、これは3Pパターンか?)

 

 と一気にテンションが上がったんですが……次の瞬間、A子の口からこんな言葉が。

 

「私、こういうの初めてだから、彼女に付き添ってもらおうと思って(笑)」

 

 なるほど、相手の男が変なヤツじゃないか、彼女に判断してもらおうって感じだったのか……と思いきや?

 

「道玄坂に3人で入れるラブホがあるんですって。ホテル代、1.5倍になっちゃうけどいいですか?」

 

 もうね、(はぁ? 付き添いって、ホテルまで付いてくんの? そんな話、オジサン聞いたことないんですけどぉ!?)状態ですよ(笑)。

 でも、なんだか面白そうじゃん、ってことでエロ本編集者としての好奇心が働き、ホテル代1.5倍もOKした僕……果たして、その結末はと申しますと?

 いやぁ、参りました。

 だって付き添いの美人、本当に付き添うだけだったんですもの!

 いやね、付き添いなんていってはいるけど、結局3Pになるんじゃないかって、途中まで本当にそう思ってたんですよ。

 ところが、ベッドでA子を指マンしてる間もソファに座ってスマホいじってるし。

 A子が僕のチ〇コをフェラしてくれてるときも、コーヒー煎れてひとりで飲んでるし……とにかく、めっちゃ気が散る状況(笑)。

 

(ヤバいなぁ、これじゃ勃たないよぉ)

 

 なんて焦り始めた頃合い、タイミングよく美人のスマホに着信があったみたいで、

 

「トイレで電話してくるね」

 

 と、やっと部屋を出てくれたんで、A子との性交は無事に成功したんですが……。

 

 後日、エロ本のハメ撮りモデルになってくれたのはA子じゃなくて、美人の方だったんですねぇ、これが。

 

「実は僕、エロ本の編集者をしてまして。モデルのバイトとかって、興味ありません?」

 

 帰り際、A子と美人に話を振ってみたんですね。すると、

 

「えー、家族にバレたら絶対ヤバいからなぁ」

 

 と尻込みするA子に対し……?

 

「バイト代って、いくらくらい?」

 

 と、美人さんの方が食いついてきたってワケでして。

 後日、その美人……加里奈さんと、今度は付き添いなしの1対1でラブホでしっぽりハメ撮りさせていただくことに。

 

「A子、あの日が浮気デビューだったんですよぉ。恐いから付いてきてくれって。でも、私が横にいて、邪魔でしたよね(笑)」

「ホント、勃たなくて焦りましたよぉ」

「あはは、じゃあ、お詫びってことで……」

 

 なんて言いながら、フェラしてくれたりする加里奈さん。

 A子の付き添いのときは(不愛想な女だなぁ)なんて思っていたんですが、彼女なりに遠慮して、なるべく存在感を消そうとしてくれてたんですって。

 というわけで、ハメ撮りモデルとの世にも奇妙な出会いの物語、いかがでしたでしょうか。

 どこにどんな出会いが転がってるか、分からないものですよね。

(文=川田拓也)

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