ミサコちゃん相手に正常位をする気がおきない。もちろん彼女が上になる騎乗位なんてものは論外だ。
エアコンをガンガンに効かせていたが、彼女の肌が汗ばんでいた。可愛い子の汗なら尻尾を振って舐めまわすのだが、ミサコちゃん相手ではそうもいかない。
そこでバックで挿入することに。
「ベッドの端で四つん這いになって」
「え? こ、こうですか?」
「そうじゃなくて、俺がここに立つからこっちにお尻を向けて四つん這いになって」
「は、はい」
筆者が床に立ったままのバックで挿入開始。
この体位なら彼女の汗ばんだ肌に触れる面積が少なくなる。これなら不快になることもないはずだ。
最初はゆっくりピストン。そして徐々に速度を速めていく。
「あ、あっ、こ、これも気持ちいいです」
アヘ声をあげるミサコちゃん。このまま突き続ければ挿入でもイカすことができただろう。
だが、苦しい思いをしてまで射精を我慢しても、費用対効果は低いだろう。それにクンニで一度イカせているのだから、罪悪感も皆無だ。
自分勝手に腰を振り続け、ラストスパートを仕掛ける。
そして「イクよ」と告げて射精。
ふぅ。
射精後、数分ほどピストンを続け残り汁を出し切る。
「じゃ、帰り支度を始めようか?」
そう提案して彼女にシャワーを浴びてくるように促す。
もちろん連絡先交換もせず、ホテルを出たところでサヨウナラとなった。
筆者とのエッチで久しぶりのエクスタシーを味わったであろうミサコちゃん。しかし、彼女にとって筆者以外の都合のいい相手を見つけることは至難の業だろう。
その日の夜。【PC★MAX】(https://pcmax.jp/)経由でミサコちゃんからメールが届いた。
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こんばんは。
今日お相手してもらったミサコです。
恥ずかしくてお礼をちゃんと言えてなかったのでメールします。
こういう出会いにちょっと抵抗があったんですが、
ショーイチさんが凄く優しくしてくれたので感謝しています。
最初のメールで書かれていた通り、本当に優しくしてくれてありがとうございます。
エッチのほうもとても気持ち良くて、思い出しただけでアソコが熱くなってしまいます。
また機会がありましたらお相手してもらえますか?
図々しいお願いでごめんなさい。
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なんと二度目のデートのお誘いだった。
これが可愛いコからのお誘いだったら、光の速さで返信を行っていたところだ。
しかし、相手はふくよか過ぎる体型のミサコちゃんだ。ぽっちゃりを自称して筆者を騙した加害者でもある。とてもじゃないが、OKの返事を出す気にはなれない。
うーん、どうしたものか?
定期的にヤれるセフレとしてキープしておくべきか? それとも、このメールに返信しないで無視するべきか?
しばし悩んでから返信を行う。
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こんばんは、ミサコちゃん。
こちらこそ今日はありがとう。とっても気持ち良かったよ。
次回のお誘いも嬉しいです。
来週から仕事が忙しくなるので、落ち着いたらまた連絡しますね。
では!
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筆者の出した結論は“保留”だ。
彼女は45歳なので、早ければ数年ほどで閉経してもおかしくない。そうなれば、生ハメや中出しプレイも楽しめることだろう。
その可能性に賭けて無難な返信をした形なのである。
(文=所沢ショーイチ)