＜朝倉香織（会社員）と遠藤二郎（会社経営）の場合＞
香織は地元の短大を出て東京に就職。現在、彼氏はいない。
一方、遠藤は結婚をしていたが離婚し、現在は独身。それなりに遊んでいるので、彼女は作らない。
遠藤のホテルの誘いを断った香織は、遠藤の家に行きたいとねだり、ふたりは遠藤の家で会うことに。独身の遠藤に対して、香織はやたらと結婚の話をする。
「私、いい人と出会って結婚したいの。お金持ってる人がいい。赤いスポーツカーで地元に帰りたい」
男の心も金も欲しがる香織。彼女は東京で夢が叶うという幻想を抱いているのだろう。
「お金は私の家の家賃でどうですか？ 7万2000円。週に1回、月に4回」
優しくしてください、と由美は遠藤を見つめる。ふたりはベッドに移動し、接吻を交わす。
「愛してる。好き。遠藤さんは、私のこと好き？」
香織の問いかけを、遠藤は接吻で塞ぐ。
深くて濃厚な接吻に、香織はメスの吐息を漏らす。積極的に舌を絡ませて、遠藤の服を脱がし、裸にさせた。
遠藤も香織の服を脱がし、大きな乳房を取り出す。そして大胆にしゃぶりつき、香織の体を堪能する。
目をうっすらと開けながらも、大きく体を反り返し、快感に身を委ねる香織。「遠藤さん、愛してる！」と大きな声で叫ぶ。
遠藤の肉棒を受け入れても、香織の愛情表現は止まらない。体を震わせ、舌を絡ませ、腰を激しくふり、乳房を揺らしながら、何度も「大好き」と叫ぶ。
そして、白目を剥くほどの狂った表情を見せながら、最後は遠藤の精子を乳房で受け止めたのだった。
「好き。愛してる」
帰り際、「今度は中に出していいよ」と言った由美。改札の中に入って遠藤の方を振り返ると、周囲が驚くほどの声で「愛してる！」と叫んだ。
その3日後、遠藤は香織に何も言わず引越しをした。つまり、ふたりが会ったのはこの一夜だけ…。