澁谷果歩【処女膜再生プロジェクト/day‐3】オナニーと鉄マンと恋愛の話 ~あの頃の自分を取り戻すために~


セクシー女優・澁谷果歩のテンションが上がった役柄


 最初の頃は目新しかった「男優さんとスル」という非日常も、慣れてしまっては余程の刺激的な台本でもないとテンションはなかなか上がりません。

 そんな私が引退を控えたキャリア後半で唯一興奮した役どころは、


「自分のことを気になっていた知り合いに呼ばれてしまったデリヘル嬢」


 でした。

 「保育士がこっそり始めた初デリ客が児童の父親」とか「昔の同僚と再会した浮気サレ妻」っていう役柄も経験できて大満足♪ 3年以上のキャリアを過ぎればスタッフさんからもベテラン扱いされるし、「カメラの前でちゃんとしなきゃ」「求められてる役割をしよう」と責任感が芽生えて純粋に楽しむのが難しくなる中、これは没頭できました。

 その数年前にも「家庭教師に告白するJKを隠し撮りエッチ」という設定の作品に挑戦して、とっても刺激的だったなと。いわゆる企画作品は『澁谷果歩』という女優のイメージに囚われずに済むので、私自身もファンタジーの世界に入り込めて格別でした。


演技でこれだけドキドキできるんだから、本当に恋をしたらどんな異世界に転生できるの!?


 正直まだ恋愛感情とかよく分からなくって、過去の恋愛でも数回セックスしたら相手への興味が薄れるし、セックスしてる時以外の時間が精神的に苦痛で「早く独りになりたいな」「満喫に7時間パックで篭りたいな」と願ってしまってばかり。これまでは不純異性交遊だったわけです…。

 小学生の頃から登下校は絶対に独りが良くて、24時間も集団行動を強いられる修学旅行はとんだ罰ゲームだと嘆いていた私ゆえ、そもそも“お一人様気質”だというのはあるのだろうけど…。

 しかし、こんな私にも最近ようやく、


「もっと知りたい」


 と思う男性が現れたのです。珍しく、見た目とか雰囲気に対する好意(要はあからさまな性的関心)ではなく、既に確信してる彼の性格の良い所を他にも沢山見つけたくて…。博士レベルに、私しか知らない「彼は素敵なんですよ」エピソードを集めてプレゼンできるくらいになれたら良いな。

 この興味が恋に発展するかは不明だし、ほぼ尊敬かもしれないけど、どうして気になるのか私なりに分析してみました。

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