平成の名古屋風俗:旧遊郭で出会ったNo.1裏風俗美女との思い出 ~ニッポンの裏風俗~ 

スラリと伸びた細い脚も魅力的な美女だった

 

 少し前に福原のポン引きの、1年前には吉原のちょんの間旅館の記事を書いた。どちらも元遊郭の現ソープ街である。実はそのふたつと同じような街が、名古屋にもある。ヘルスが非常に充実しているのであまり目立たないが、現在の中村のソープ街は旧中村遊郭の場所だった。

 いつも名古屋駅から歩いていたので、交通アクセスはわからない。徒歩だと確か20分ほどと、かなり遠かった記憶がある。その中村こそ、筆者の名古屋風俗体験史上、最も美人のお姉さんと出会った街だ。しかも、ソープではなく裏の方で。それはどんな出会いだったかというと…。

 名古屋駅新幹線口には今でも数軒の箱ヘルが並ぶ狭い路地があり、平成の時代にはその付近に立ちんぼやポン引きも立っていた。路地には小さなホテルがあり(今は更地となっている)、当時はその路地で会ったポン引きおばちゃんに、女の子をあてがってもらったことがあった。その時に、中村にも同じようなポン引きがいることを教えてもらったのだ。

 

 

 おばちゃんに紹介されたのは、少し茶髪のアラサーちゃん。本人曰く、「現役のナース」で、風俗は小遣い稼ぎ程度のアルバイトだという。


「ヘルスやデリは、ちゃんとシフトを決められるから、休んだり遅れたりすると怒られるの。でもこっち(裏)は、急に言ってもすぐに入れるし、ピンチの月末にはちょっとだけ働けて便利なの」


 裏風俗で働く女のコには、こんな事情の子が少なくない。

 その取材から3カ月ほど後の冬、再び名古屋にいた。向かったのはもちろん中村のソープ街。昭和初期、中村遊郭は吉原遊郭と並ぶ大きな遊郭のひとつだった。

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