【女と男の隔たり】読者モデルの女

 メンズサイゾーの【エロ体験談】で、前人未到の賞金レース6連覇を達成した常連投稿者・隔たり。投稿すれば賞金ゲットというほどの人気を誇った彼のことは、エロ体験談愛読者の皆さんであればよく覚えていることだろう。

 今連載では、そんな隔たりが「エロ」と「セックス」について考える。痴的好奇心旺盛でエッチ大好きのエロ体験談王者は、何を語るのか――。

 

※イメージ画像:Getty Imagesより

 

「そうじゃなきゃ、5回もしないよ」


 ある女性とセックスした次の日の夜中。

 家に帰ろうと歩いていると、昨日セックスした女性から急に電話がかかってきた。

 なんだろう、と思って電話に出ると、騒がしい音楽と楽しそうな男女の笑い声が聞こえてきた。僕に電話をかけてきたその女性・ヒロミ(仮)は開口一番こう言った。


「今ね、クラブきてるの」


 そうなんだ、とだけ僕は答える。その反応に対して、ヒロミは何も言わない。ただ騒がしさだけが、耳に流れてくる。


「今ね、クラブ、きてるの」


 ヒロミがもう一度繰り返す。今度は何か大事なことを告げるかのようにゆっくりと。だからどうしたのだろう?と僕は思う。用があるなら、早く言って欲しい。酔っ払った男女の声が、僕の耳に流れてくる。


「男の人に、ナンパされちゃった」


 クラブに行けばナンパされることくらいあるだろう。ヒロミの言葉に、僕はただ「うん」とだけ答える。電話の向こうは騒がしいのに、僕とヒロミの間には静けさが漂い始めていた。


「酔っ払っちゃった。今日、お家帰れないかも」


 音が、消える。

 そしてもう一度、ヒロミが言った。


「私…ナンパされちゃったんだよ?」


 ああ、そうだった、と僕は思い出す。昨日、セックスする前にヒロミが言った言葉を。そして同時に、彼女が何度も「クラブでナンパされた」と話してくる真意を、悟る。

men's Pick Up

人気コンテンツ関連トピック