【元デリヘル店長の回想録】「店長のセフレになりたい!」と志願してきた24歳の若妻

 風俗業界では、「たくさん稼ぎたい」という女の子は多いが、「早く卒業したい」と明確な目標がある子は少ない。

 日払いで、しかも高額の給与が貰えるこの世界に身を置いていると、徐々に感覚がマヒしてしまい、多くの女の子が堕落した生活を送ってしまうことになる。

 そんな人間が多いからこそ、彼女のような目標のある人間はキラキラと輝いて見えた。

 お互いにアルコールが入り、感情が簡単に昂るようになってきた辺りで、愛が突然切り出してきた。


「私、店長のセフレになります。店長がしたいこと何でも応えます。だから、私を早く卒業させて下さい」

「えっ、えぇ!?」

「こんなこと言うのはダメだって分かってます! でも、旦那に知られる前に早く辞めたいんです」


 私は彼女がいかに真剣なのかを悟ったと同時に、それだけ身を削ってでもつなぎ止めておきたい存在である彼女の夫が羨ましくも思えた。


「いいよ。じゃあ、これからホテル行こうか」

「あっ…ありがとうございます!」

 普通に考えれば、お礼を言われるようなことではないが、それでも彼女にとっては嬉しいことだったのだろう。

 なにせ、自分の働いている店のトップが、カラダの関係を結ぶ代わりに自分をバックアップしてくれると言っているのだから。

 私は居酒屋を出て、彼女の肩を抱きながらラブホテルに向かった。

※※※

「そういえば、愛ちゃんって俺の講習は受けてないよね」

「そうですね。講習は受けなくても大丈夫と求人情報に書いてあったので…」

 ラブホテルに入り、そんな会話をしながらお互いに服を脱いだ。

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