【元デリヘル店長の回想録】メンズエステ出身キャストのハンパないテクニック

 人肌に暖められたオイルを背中にのばしていく椿。

 手のひらに強弱をつけ、背骨に沿って上下運動を繰り返す。

 血行がみるみる促進されていくのを感じた。


(なるほど…これは確かに気持ちいいな)


 マッサージの気持ち良さにうっとりしていると、その動きは徐々に下半身に移っていった。

 股関節をヌルヌルした手で撫でまわされるのは初めてで、思わず声が出てしまう。


「あっ…くぅ」

「ふふ。気持ちいいですよね、ココ」


 艶っぽい声でそう囁く椿。


この快感には抗えない…。


 そう思い、恥を捨てて身を委ねることにした。

 仰向けにされ、乳首を舐められながら手コキで刺激される。

 ペニスが刺激されるたびに、ぬっちゅぬっちゅとオイルがいやらしい音を響かせる。

「うっ…うぁ!」

「いっぱい出していいですよ」


 乳首舐めを止めた椿は、耳をねっとり舐めまわしてきた。もちろん、手コキの手は止めない。


「だ、だめだ…。もう…い、イクッ!」


 ビクンッとペニスが大きく波打ち、大量のザーメンが発射された。

 彼女の手の中でピクピクと動く愚息。

 白くねばねばしたザーメンは、彼女の手にべっとり付着していた。


「えへへ。すっごい出ましたね」


 笑顔を見せながら、残りの精液を絞り出すように、軽く手コキを続ける椿。

 敏感になったペニスには、その軽い刺激すら堪え難いものだった。


「つ、椿ちゃん…その辺で勘弁してよ…」

「あはは。しょうがないですねぇ」


講習ということも忘れ、たっぷり楽しんでしまった…。


 小さな後悔はあったが、今回のことで“エステ系風俗”のスゴさを知った。

 “プレイの中にこれを取り入れれば、大きな武器になるだろう”と思った。

 実際、性感エステとヘルスの複合プレイを武器に、彼女は見事ランキング入りを果たすのだった。

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