ご覧になった方はごく少数かもしれないが、今年4月、筆者はテレビ朝日の深夜番組に出演させてもらった。ギャラの支払いを丁重に断り、ロハで出演したのだが、それにはある理由があった。
もしかしたら、オンエアーを見た女性読者から連絡が来るんじゃね?
金や名誉よりセックスを優先する、という筆者のいつもの思考回路である。今回はそんな思惑が見事にハマったお話だ。
オンエアーの翌日の夕方、筆者のTwitterにダイレクトメールが届いた。
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こんにちは、トコショーさん。
昨日いきなりテレビでトコショーさんを見てビックリしました。
何の告知もされていませんでしたよね?
私が予想していたよりずっとお若そうで、ドキドキしちゃいました。
なんだか昔からの知り合いがテレビに出ているのを見ている気分でした。
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このメールの送り主は、K子という女性らしきユーザー。彼女のページに飛んでみると、過去の投稿やいいねは1件もなかった。Twitterに登録したばかりで、筆者に連絡するためだけに作られたアカウントのように思えた。
ちなみに、筆者はテレビ出演の際、サングラスとマスクを着用していた。歩く顔面性器と形容してもおかしくないエロ顔なので、とても公共の電波に乗せられる代物ではないと自覚しているためだ。K子ちゃんは、そんな筆者を見て若そうだというが…。
K子ちゃんは筆者とやりたがっているのか? それともただの応援メッセージなのか? この時点では判断しかね、無難なメッセージを返信することにした。
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メッセージありがとうK子さん。
オンエアー見てくれたんですね。
人様に晒せるような顔をしていないので、あんな感じでの出演になりました。
でも、褒めてもらえてとても嬉しいです。
もしかして、メンズサイゾーのコラムを読んでくれているのですか?
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すると、10分もしないうちに返信が届いた。
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はい。2年くらい前から毎週楽しみにしています。
いつか他の女性読者さんのようにトコショーさんにお会いしたいって思ってました。
最近事情があっていろいろと溜まってるんです。
もし良かったら、お相手していただけますか?
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ビンゴっ!!
わざわざ時間を割いて、出演に際しての打ち合わせをした甲斐があったというものだ。
ここから、お互いの携帯アドレスを交換して、Twitterを介さずに直接やり取りすることになった。