【元デリヘル店長の回想録】押しに弱そうな風俗嬢を本当に押し倒した話

【ホテルにて】

 居酒屋を出て、近くのラブホテルへと足を運ぶ。

 部屋に入室した際、サクラコは照れ笑いの様な表情を浮かべていた。

 

「いつもお仕事で慣れてるはずなのに、なんかドキドキします…」

「やっぱりプライベートと仕事は違うもんだよね」

「○○さんは緊張してないですよね。もしかして、何回もお店の子とこういう経験あるんですか…?」

「そんなことないよ。サクラコが初めてだし、店にバレたらどうしようって内心すごくドキドキしてるんだから(笑)!」

 

 もちろん嘘である。が、こういう風に言っておいた方が女は喜ぶ。

 サクラコをベットへ誘導して座らせた後、覆いかぶさるように唇を重ねた。

 そのまま彼女のブラウスのボタンを外し下着をずらすと、大きくはないが色白で形の良い胸が露わになった。


「恥ずかしいです…」

 
 自分の手で顔を覆い隠す彼女を見て、性的な興奮の感情が高ぶっていく。

 「綺麗だよ」「可愛いよ」なんて言葉を掛けながら、彼女の体を愛撫して反応を楽しむ。

 腕の中で生まれたままの姿になり、愛撫に喘ぐサクラコを見て、私はなんとも言えない征服感に満たされた。

 さらなる興奮を得るために、サクラコにフェラチオをさせる。

 女性が一生懸命に口でモノをほおばる姿は、世の男性にとっても、そそられるシチュエーションではないだろうか。

 

「どうですか? 気持ちいいですか?」

 

 心配そうにこちらを見ながら、じゅるじゅると音を立ててサクラコは懸命にフェラチオにいそしむ。

 顧客に仕込まれたからなのか、それとも元からなのか、彼女のそれは万人の男が満足できるであろう、ねっとりとしていて非常に気持ちいいものだった。

「気持ちいいよ。でもごめん。もう我慢できない」


 私は彼女を自分の方へ抱き寄せ、覆いかぶさった。

 避妊具を着用して彼女の秘部へ侵入する。