風俗店に素人なんぞいない! 現役高級ソープ嬢が教えるプロフィールの読み方講座~中級編~


■プロフィールを書いているのは基本的に店

 「プロフィールに書いてあったアレって本当なの?」というのは、風俗勤めをしているとよく聞かれる質問です。風俗の女の子のプロフィールなんてものは、ほとんどお店のスタッフさんが書いた創作です。

 とはいえ、入店時に趣味や好きな食べ物に関する簡単なアンケートが取られ、それが反映される(ことが多い)ので、完全にでっち上げではない(ことが多い)と申し添えておきます。ちなみに私は、「Hな女教師♪」と冠されていたことがあります。教員免許ですか? 持っていませんよ♪

 
■好きな攻められ方の理解の仕方

 プロフィールを読み進めていくと、しばしば「好きな性感帯」みたいな項目があることがあります。当然、これもお店の創作です。大抵、乳首・クリ・奥・うなじや背中のうちのどれかですよね。

 冷静に考えれば、そんなものは誰でも性感帯であって、大概の人がそのうち何処かは気持ちいいでしょう。仮に女の子の本気の性感帯がこめかみであったとしても、普通の殿方はこめかみを弄り回して楽しむなんてご趣味は持ち合わせていないでしょうから、結局おっぱいとおマ×コを弄るわけで、プロフィールに何と書いてあってもさしたる違いは発生しないのです。

 
■アオリから読む女の子の特徴

 「厳選ヴィーナス美女」「儚げなスレンダーボディ」「極上マシュマロボディ」など、風俗のプロフィールといえばキャッチーなアオリですよね。風俗店のスタッフさんって、どうしてこんなに打ち出しがうまいんでしょう。お気に入りの子一筋のつもりでも、ついつい新人の女の子のページも見ちゃいますよね!

 お店の打ち出しや新人紹介のアオリは、お店の担当者が考えて、ある程度溜まったら後は辞めていった子の紹介文のいいところをツギハギしながら新しいアオリを作り出す、というのは珍しくもありません。ひとつのお店と長く付き合っていると、「あれ? この文章って前にいた◯◯ちゃんと似てるな?」ということがあるんじゃないでしょうか。

 打ち出しの文句が似ているからといって、必ずしも女の子のタイプが近いとも限らないものの、お店の意図や女の子の特徴を読み取ることはできます。

 まずはルックスに関するコメントで、わかりやすいのは「極上美女」系のもの。「端正な顔立ち」「ヴィーナス」などとあれば、大多数の良心的な店ならルックスは普通より上クラスに当たるでしょう。あっ、でも期待値は上げ過ぎないのが吉ですよ!

 ちなみに、「和風美人」「大和撫子」とあったら、一重瞼か地味顔です。美人かどうかはお客様の判断にお任せします♪

 これらふたつの例のように、はっきりとルックスをイメージさせないビジュアルコメントもあります。意外と多い「元読者モデル」「元アナウンサー」や「こんなにかわいい子がなぜ」系は、可愛いなんて一言も言わずに、お客さんには“可愛いに違いない”と思わせていますよね。私の経験上、これは比較的普通のルックスの子に当てるアオリだと思っています。普通の子を錯覚によってさも可愛い子のように見せかけるのがこのフレーズです。

 なんだか聞き覚えのあるフレーズばっかりですよね。コツはわかってきましたか? そういうことを踏まえて風俗サイトのプロフィール欄をよくよく見ると、たまにルックスについてコメントがないという女の子を見つけることができます。「優しげな雰囲気」「癒し系」「恥じらう顔が云々」「フレッシュ新人」など良さそうなコメントが並んでいるのに、読めども読めどもルックスについてあまり触れていない…そういう時は、お察しください。

 次に、身体的特徴に関するコメントを見ましょう。「マシュマロボディ」「8頭身美女」「透けるような肌」など、顔以外の部分に関するコメントも多くあるはずです。こちらもよく読んでみましょう。

 肌に関する情報のうち、「健康的な小麦肌」「透ける白肌」といった色についてのコメントは、そのまま信じていいでしょう。黒ギャルを連れてきて白肌と言っても事実は覆りませんから、そこをウソ吐く理由がありませんものね。「吸い付くような」「柔肌」など肌についてのコメントに深い意味はないので、“ガサガサじゃないんだな”程度に受け止めてもらえばOKです。

 「8頭身美女」というのは、大抵細身で頭が小さい子に付く文句ですね。不思議なのは、頭が小さく背の高いぽっちゃりさんにこの称号が与えられない点で、従ってこのように書かれている子は高確率でスレンダーです。しかし、身体バランスが美しい女だと言っているのであって、アオリの効果は顔にまでは及ばないので、顔も一定ラインを求める方はそちらとは別に考えてください。

 「マシュマロボディ」これは曲者です。服を着ていても分かるほど本当にふわふわで柔らかそうで、しかもカワイイという子を見たこともあれば、お前はただのデブだろ?という子もいました。解釈次第で振れ幅が大きいので、要注意ワードです。

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