ピンク映画のミューズ・朝倉ことみインタビュー!! いかにして彼女は愛される存在になったのか ~『OP PICTURES+フェス』いよいよ開催~

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――どうして中学3年で辞めたんですか。

「進路もあるし、家庭の事情もあって辞めたんです。でも、心の中では続けたい気持ちもあったし、中学・高校と演劇部にも入っていました。あと、歌をやりたいって気持ちもあって、高校卒業後は音楽の専門学校に通っていたんですよ。ただ、専門学校卒業後は洋服屋さんに就職して、そういう活動とは無縁の場所で働いていました」

――AVデビューが決まった時は、また演技の仕事をしたいなという気持ちもあったんですか。

「AVをやっていることをバレたくなかったし、有名になりたい志向もないし、演技も未経験ってことで事務所に入りました。でも、どんどんAVのお仕事が楽しくなって、オープンに活動するようになったんです。ピンク映画に出たいなと思ったのも、劇団に入っていたとはいえ、ちゃんと演技をやり切れなかった思いもあったからなんですよね。また演技の勉強ができるなら、是非やってみたいなと。あと、テレビドラマの経験はあったんですけど、映画は出たことがなかったんですよね」

――ピンク映画初出演で主演って、プレッシャーも大きかったんじゃないですか。

「そうですね。ただ、“まったく分からない世界だからこそ、プロにお任せ”だと思って、“自分ができることをやるのみ”って気持ちで臨みました。プロの俳優さんと一緒に演じるのはどんな感じなのかな、という期待も大きかったですね」

――実際にプロの俳優さんの演技を目の当たりにしていかがでしたか。

「一緒に演じていて鳥肌が立つんですよ! 家で台本を読みこんで、皆さんのセリフも覚えて、だいたいこんな感じになるのかなって画を想像してから現場に行くんです。でも、実際に目の前で俳優さんが演じると、『うわぁ、こんな風にくるんだ…』って、思っていた感じと違う予想を上回る演技ですごく刺激を受けるんですよ!!」

――共演した川瀬陽太さんは一般映画の出演作も多い方ですが、どんな印象を受けましたか。

「普段はムードメーカーとして場を盛り上げているんですけど、本番になった時の集中力がすごいんです! それでいて、すべてを受け止めてくれるような安心感がありました。私の演技がダメな時は、監督以上にダメ出しをしてくださるんですけど、それも『ことみちゃんが本気でやっているんだから、僕も本気で返さないと失礼だから』『ことみちゃんは心に訴えたほうが良いお芝居になる』ってことで、どうやって私の演技を引き出そうか考えてくださっているんですよね」

――ピンク映画初出演で、特に苦労した点は?

「もともとおしゃべりが好きなんですけど、『痴漢電車 悶絶!裏夢いじり』は陰のある役柄で、すっぴんで無表情というのが多かったんですよ。山内監督から『笑わないで目を死なせてください』という指示があったり、私はテンションが高くなると声も高くなるんですけど、それはダメって言われたり(笑)。普段の喋りのトーンよりも下げてくださいと言われて、そこは苦労しましたね」

――朝倉さんの初ピンク映画を観たファンの反応はいかがでしたか。

「ビックリしていました。ピンクの監督さんにはアイドル要素の強い映画を撮られる方もいらっしゃるので、そういう感じの元気で明るい系の役だと思っていたらしくて。普段とも違うしAVでも見たことがない新しい部分を見せてくれた、と喜んでくれるファンが多かったです」

――『痴漢電車 悶絶!裏夢いじり』に始まり、『よみがえりの島』のピンク映画版『情炎の島 濡れた熱帯夜』(2015年8月22日公開)、『性辱の朝 止まらない淫夢』(2016年6月24日公開)と1年半という短いインターバルで山内監督作品に3本出演します。どういうところが評価されたと思いますか。

「私はそんなに器用なほうじゃないんですけど、山内監督からは『勘がいいから、言ったらすぐに分かってくれるし、撮影を重ねる度にどんどん良くなっているし、いろんな“ことみん”を撮りたい』って言ってもらえました」

――創作意欲をかき立てられる存在なんでしょうね。

「ただ普通に可愛くは撮りたくないと仰ってました(笑)」

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