「ヒロイン食い」との声まで…注目女優・阿部純子、朝ドラと月9で真逆の役を好演!


 朝ドラと月9という話題性の高いドラマに出演し、知名度を上げている阿部。だが、かつて彼女は「吉永淳」名義で活動しており、14年公開の映画『2つ目の窓』(河瀨直美監督)では、サハリン国際映画祭主演女優賞や高崎映画祭最優秀新人賞を受賞している実力派だ。そんな彼女が注目を浴びるのは、当然と言えるのかもしれない。

「阿部さんの本格的な女優デビュー作は10年に公開された映画『リアル鬼ごっこ2』で、メガホンをとった柴田一成監督に『求めている演技をしてくれ、天性の女優としての勘をもっている』『日本を代表する女優になる』と大絶賛されていた。カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された『2つ目の窓』では、オールヌードでラブシーンに挑むなど体当たりの演技を見せており、本格派女優への道を着実に歩んでいると評判でした。

 しかし、この『2つ目の窓』で阿部さんは実力不足を痛感したと後のインタビューで語っている。その思いから、ニューヨーク大学の演劇科への留学を決意し、一時期芸能活動を休止した。これからというタイミングで日本の芸能界を離れたことになりますが、それだけ芝居に対して高い意識を持っているのだと思います」(芸能ライター)

 昨年帰国した阿部は、芸名も新たに芸能活動を再開し、すぐさま朝ドラのオーディションを受けてチャンスを勝ちとった。月9出演でさらに知名度と人気をアップさせている彼女は、今後のドラマ界を彩る貴重な存在になりそうだ。
(文=aiba)

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