元SKE48・松井玲奈、つか作品主演で試される女優魂! 激しく美しい女・沖田総司に期待

16030507_matui_tp.jpg※イメージ画像:つかこうへい七回忌特別公演『新・幕末純情伝』公式サイトより

 元SKE48の松井玲奈(24)が、劇作家で演出家の故・つかこうへいの代表作『幕末純情伝』の七回忌特別公演に出演する。この作品は、「沖田総司は女だった」というユニークな着想の元に描かれたもので、松井が演じるのもその沖田総司だ。

「『幕末純情伝』シリーズは、新選組副長・土方歳三の恋人であり、坂本龍馬に惹かれる女性として登場する沖田総司の揺れる乙女心が見どころ。江戸幕府を守ろうとする新選組と改革を進める坂本龍馬という対立した両者の間で翻弄される役柄です。基本的にコメディなので見やすく、殺陣と歌とラブシーンが見せ場となっています」(演劇関係者)

 松井は、フジテレビ系のドラマ『フラジャイル』や、NHK BSプレミアムの『初恋芸人』などに出演中で、昨年夏にSKE48を卒業してから順調に女優としてのキャリアを積んでいる。バラエティ番組にも頻繁に顔を出し、鉄道好きという一面を生かして“鉄子”としても活躍中だ。

 演技面では、日本テレビ系の深夜ドラマ『ニーチェ先生』における「振り切った演技」が話題になっている。松井が演じているのはコンビニ店員に恋する常連客なのだが、かなり個性的なキャラクターで、妄想まみれのセリフを次々と発しているのだ。ネット上には、「どこまでぶっ飛ぶ気なんだ松井玲奈! 最高値をドンドン更新していくじゃないか!」「ここまでやって大丈夫なのか」「インパクトありすぎだろ」と驚きの声があふれている状況だ。

 といっても、クレイジーな役を演じる松井の魅力は、AKB48グループのメンバーが出演するドラマ『マジすか学園』(テレビ東京ほか)シリーズにおける「ゲキカラ」を知るファンには当たり前のことなのかもしれない。

「松井さんのゲキカラといえば、ケンカ相手の返り血を浴びて笑顔を浮かべたり、白目をむきながら相手を打ちのめしたり、とにかくインパクトがありましたね。舞台版の『マジすか学園』でも、迫力のある演技を見せていました。ただ、『幕末純情伝』の沖田総司はぶっ飛んでいるだけでは務まらない。三角関係に揺れる微妙な心の変化を舞台上で表現することが必要になります。もちろん、それができると見込まれたからこその抜擢ですから、躍動感あふれる姿と共に豊かな表現力に期待したい。女優魂を見せてほしいです」(前同)

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