可愛らしいルックスと激しいパフォーマンス! ギャップでファンを魅了するガールズバンド


 さらに、ニューフェイスと言われているのが、佐賀県唐津市の小学校の同級生で結成された5人組「がんばれ!Victory」。“絶対生音主義”という硬派なテーマを掲げる彼女たちは、デビュー前にロックフェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」に参加。これは当時の史上最年少記録となる。

 野球のユニフォーム風の衣装を着ることも多く、アイドルグループのような雰囲気を持つ「がんばれ!Victory」だが、ステージ上のパフォーマンスは激しく、そのギャップで多くのファンを魅了。年間100本以上のライブをこなすこともあり、昨年5月にメジャーデビューを果たした彼女たちには大きなブレイクの期待が寄せられている。

「ガールズバンドといえば、かつて一世を風靡した『SHOW-YA(ショーヤ)』や『プリンセス プリンセス』を思い出す人も多いことでしょう。現在活躍する若手バンドも、少なからず彼女たちの影響を受けていると思います。ただ、ネット上などには、80年代のガールズバンドは今よりもアーティスト色が強かったといった意見もある。彼女たちに比べて、このところの若手バンドはビジュアル重視ではないかというワケです。

 しかし、今の若手には本格派志向が多く、ライブ活動に力を入れているためパフォーマンススキルも高い。その上、ルックスも抜群ですから、メディア露出が増やれば見た目とのギャップに驚く人が続出するハズ。さらに人気と知名度を上げるには、ビジュアルを前面に押し出した活動に積極的になるのもひとつの手ではないでしょうか。自分たちを知ってもらうのは、ビジュアルからだろうと音楽からだろうと構わない、というのが正直なところかと」(芸能ライター)

 すでに確固たる地位を築いているガールズバンドも多いが、ファンの中には「もっと露出を増やしてほしい」と願う人もいるだろう。可愛らしいルックスと激しいパフォーマンスで多くのファンを魅了するガールズバンド。ビジュアルと音楽性に優れた彼女たちからは目が離せそうにない。
(文=aiba)

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