「美山さんといえば、02年のデビューから子役としてコンスタントに活躍してきた。04年に出演した連続ドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』（フジテレビ系）では、主演の草なぎ剛さん（41）の娘役を演じ、このときの姿を覚えている人も多いでしょう。常に敬語で大人びたところのあるキャラクターでしたが、ときおり見せる年相応の可愛らしい姿が印象的で、この作品をきっかけに一躍人気子役に成長しました。
人気子役ともなれば、なかなかそのイメージから脱却できなかったりしますが、彼女の場合は違うようです。昨年放送された連続ドラマ『ラーメン大好き小泉さん』（フジテレビ系）では、主演の早見あかりさん（20）と共に女子高生姿を披露し、ネット上には『もう“僕カノ”の子とは言えないな』といった声が寄せられました。前クールの昼ドラ『新・牡丹と薔薇』（同）では、メーンキャストを務めた伊藤かずえさん（49）の女子大生時代を演じていますが、このときも番組関連サイトに“大人っぽい魅力”を絶賛するコメントが上がっていました」（前同）
4月スタートのテレビアニメ『エンドライド』（日本テレビ系）では声優に初挑戦し、来年には、ミュージカルで初めて歌声を披露することも決まっている美山。順調にキャリアを重ね、さまざまなフィールドでの挑戦を続ける彼女に、“子役の呪縛”は無関係のようだ。それでも、19歳という年齢を考えれば、いずれは“オトナ”の壁が待ち構えているわけだが…。
（文＝aiba）
