【世界風俗探訪・アメリカ編】 コールガールの危険なアルバイト…の思わぬ恩恵!?


 ピンク色のキャミソールを着た彼女は「ナタリー」と名乗った。170センチくらいの、スラリとしたモデルタイプのブロンド美人であった。聞けば、ルーマニア出身の30歳とのことだった。「アメリカに来て3年だから、英語には慣れた」と彼女は笑ったが、どこか“ワケあり”なにおいがした。美人には違いないが、どこか冷たい感じとでも言おうか…。

 案内された部屋は、3畳ほどの広さだった。暗さは多少気になったが、清潔な感じではあった。他国の売春宿同様にシャワーなどはなかったが、シンプルだからこそプレイに没頭できそうだな、なんて部屋をチェックしていると、ナタリーがいきなり、
 
 
 
「じゃあ、これ、お願いね。さっき、ティファナから届いたの」
 
 
 
 と小袋を渡してきた。プレゼントかと、一瞬前向きに考えようとしたが、売春宿でそんなことはない。“あまりよろしくないもの”であることは直感で分かった。

 彼女に「これはなに?」と問うと、表情が一瞬フリーズし、「ミスター・リー?」と聞いてきた。こちらが「ノー」と答えた瞬間、小袋を慌てて取り上げるナタリー。どうやら、アジア系のバイヤーと間違えていたようだ。二人の間に一瞬、なんともいえない気まずい雰囲気が流れた。

 その後、ナタリーは「いっぱいサービスするから忘れて」と笑った。いわゆる“作り笑い”は、国が違ってもさほど変わりがないものだと、その時知った。

 忘れてほしいからか、激しく迫ってくるナタリー。細く長い指で股間をまさぐられただけで、瞬く間に勃起してしまった。仰向けになり「カモン!」と股を開くナタリーに、吸い込まれるようにインサートする。彼女の中はキュッと締まっていて、けっこうキツかった。ナタリーが下から腰を動かし、瞬く間に発射してしまった。

 しかし、ハメたままの状態で「さっきのこと、忘れてくれた?」と妖艶な笑みを浮かべながら聞いてくるナタリー。こちらが「まだ忘れてない」と言うと、再び下から腰を動かし、抜かずのままの2回戦へ突入! 一度発射して感度が高まっていたからか、さっきよりも快感が増したようでもあった。そして、2回目の発射…。短時間で2回もできれば充分だ…そう思っていた。

 しかし、これで終わりではなかった。「次で忘れてね!」とナタリーが迫ってきたのだ。今度は彼女が上になるが、インサート前に再び手コキをするように指で弄ばれた。ガマン汁がローション代わりになり、自分でも信じられないほどの回復力を見せ、まさかの3回戦となった。さすがに、三度目の発射はほんの少し薄いモノが出ただけであったが、それでもイクことができたのは、ナタリーの締まりの良さゆえだろう。

 帰り際に何度も「絶対に言わないで!」と念を押してきたナタリー。今、ここで書いていることは、時効ということで許してほしい。12年前にサンディエゴで出会った彼女に詫びる次第である。
(文=美田三太)

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