モノマネもトークも抜群な天海祐希! 『さんま御殿』で“バラエティもデキる女”を証明


「やはり天海さんといえば、宝塚歌劇団の元男役トップスターであり、“男前な女優”というイメージがある。そのため、連続ドラマなどでも、警視庁の特別犯罪対策室を舞台にした『BOSS』(フジテレビ系)での男勝りな女刑事役や、『Around40~注文の多いオンナたち~』(TBS系)での姉御肌の精神科医役など、強い女性を演じることの多い。今回の『さんま御殿』では、そうしたイメージとのギャップを感じさせるシーンがあり、それが見ている人に新鮮な刺激を与えたようですね。

 番組の冒頭では、『緊張している』と語った天海さんですが、共演者との会話のキャッチボールも見事で、その場の空気や流れを読むことに関しては、かなり鋭い感覚を持っているようです。芸人に対して『尊敬する』とも話していましたが、トークにおける俊敏な対応は、まさに芸人顔負けといった感じでした」(芸能ライター)

 また天海は、同性が憧れる女性として名前が挙がることも多い。しかし、その“カッコいい女”イメージから、「自分で何でもしてしまいそう」「スキがなさそう」といった意見も聞かれる。そのため、「とっつきにくい」という印象を抱く人もいるようだが、今回の番組では、フランクで親しみやすい一面をアピールすることに成功したといえそうだ。

 7日スタートの連続ドラマ『偽装の夫婦』(日本テレビ系)では、美しく頭脳明晰な女性を演じる天海。子どものころからひとりで何でもできてしまうキャラクターとのことで、その完璧さは天海自身にも通じるところがありそうだ。

 新ドラマの役柄でも、さらに天海の完璧さは際立ちそうだが、まずは今回の『さんま御殿』での姿から、「バラエティもデキる女」というイメージが加わったことだろう。
(文=aiba)

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