実写化では異例の事態! 正統派美女・三吉彩花の『エンジェル・ハート』ヒロイン抜擢に原作ファン称賛


 だが、三吉に関しては以下のような好意的な意見が大半を占めている。

「この女優さん知らなかったけど、かなり香瑩のイメージに近いな」
「ふむ、このくらい美人だったら悪くない」
「この娘はよく知らないけど、雰囲気は合ってそう」
「三吉彩花ちゃんくらい美人だったら納得」

 三吉ファンが抜擢を喜ぶのは当然だが、驚くべきは彼女の存在をあまり知らない原作ファンまで称賛している点だ。これは近年の実写化作品では異例中の異例といえるだろう。

 三吉は小学生時代からジュニアモデルとして活動し、2010年にアイドルグループ「さくら学院」に加入。同年にファッション誌「Seventeen」(集英社)の専属モデルにも選ばれた。抜群の素材ながら当時はそれほど目立った存在でなかったが、2012年にグループを卒業してモデル・女優としての活動を本格化させると注目度が急上昇した。

 昨年放送されたドラマ『GTO』(フジテレビ系)では心に闇を抱えた不登校児を演じ、ネット上で「あの美少女は誰?」「ロリコンといわれてもいいから付き合いたい」などと騒がれる事態に。同年に土曜お昼のバラエティー『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)のサブMCに起用され、今春から美人女優ばかり出演することで知られる資生堂「TSUBAKI」のCMキャラクターにも抜擢された。

「同じ『Seventeen』専属モデルである人気女優・広瀬すず(17)と比較されるほどの美貌の持ち主。カワイイ系の広瀬に対し、三吉は正統派の美人タイプです。落ち着いた雰囲気で年齢よりも大人っぽく見えることがありますが、それが今作の香瑩役では大きなプラスになっている。顔の作りも『北条司キャラ』のイメージに近く、これならファンが納得するのもうなずけます」(アイドルライター)

 見た目は完璧として後は演技力が気になるところだが、三吉は2012年公開の出演映画『グッモーエビアン!』での演技が好評を博し、第67回毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞を受賞するなど女優としての実力も折り紙つき。マンガファンからも認められた三吉が今回のヒロイン抜擢をきっかけに、大ブレイクしそうな気配だ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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