ネクストブレイクAV女優の最右翼・長谷川るい独占インタビュー! 愛くるしいルックスと高いプロ意識

 
――ここまでのお話を伺って、予想以上に仕事に対する姿勢が真摯で感心しました。小さい頃は、どんなタイプの女の子だったんですか。

「すごく大人しくて、昔のほうが人見知りも激しかったですね。いつもお母さんの後ろにいる子でした。小学生時代も人前で何かを発表する時に、恥ずかしいのと自分に自信がないのとで泣いちゃうぐらい。『何で先生は私に当てるの』みたいな。それで泣いて余計に恥ずかしい思いをして。人と遊ぶ時も自分から言えないんですよ。だから限られた友達としか接することができなくて、誰からも好かれる子に憧れていました。でも家に帰れば普通なんですよ。我の強いわがまま娘みたいな(笑)」

――典型的な内弁慶ですね。今も人見知りと仰ってましたけど、こうして話す分には全く感じないです。

「お仕事なのもあるんですけど、中学生の時に大きな変化があったんですよ。ある運動部に入ったんですけど、入部したキッカケが単純で、すごい美人の先輩がいてキラキラして見えたんです。皆の憧れの存在で、私もああなりたいと思って入部したら、部活のほうにのめり込んじゃって。そこで自分を表現する大切さとか、ハッキリ発言しないと人に伝わらないなとか、そういうことに気付き始めて。そしたら相手が間違えていると感じたら、ズバズバ言う子に変わってました」

――そこまで部活で変わりますか! 長谷川さんの実力はどうだったんですか。

「けっこう地元の大会では成績も良かったんですけど、もともと運動は全くできなかったんですよ。でも私より、ちょっと上手いからって先輩に上から目線で言われるのがすごく嫌だったんですよね。だから私が上手くなればいいんだと思って練習に打ち込んで、その先輩を実力で抜かして、何も言わせないようにしました」

――負けず嫌いだったんですね。

「もともとあった負けず嫌いな性格が、部活によって表に出たんでしょうね」

――ちなみに憧れの先輩はどういう人だったんですか。

「めちゃくちゃ怖かったですね(笑)。でも自分の思っていることをストレートにハキハキ言える人だから、変わらず私の中ではキラキラしていました。その先輩の言葉は理不尽ではなく、納得のいくことばかりでしたからね」

――学生時代は完全に部活一色だったんですか。

「中・高はそうでしたね」

――恋愛をする暇もなく?

「恋愛はちょこちょこしてました。その辺は息抜きで(笑)。中2で初めて彼氏ができて、同じ部活の同級生だったんですけど、初体験もその人です」

――同じ部活って気まずくないですか。

「私のほうが一方的に好きだったんですよ。その時は積極的にアタックもできていました」

――部活は恋愛まで積極的にさせたんですか。

「相手のことが好き過ぎたんです。中1の頃から好きで。それに、私はこの人と付き合えるって自信があったんですよ」

――根拠のない自信があったと(笑)。

「でも一回目に告白してフラれ、二回目に告白してフラれ、三回目に告白してフラれ(笑)。もう諦めようかなとも思ったんですけど、四回目は相手のほうから告白してくれたんです」

――相手も根負けしたんですかね(笑)。

「どうなんでしょう。フラれた理由は好きな先輩がいるってことだったんですけど絶対に嘘だと思って(笑)。3回目にはバレンタインのチョコを一緒に渡しました。何か思いが伝わったんじゃないですかね」

――どういうタイプの人だったんですか。

「その時は私に対してだけだと思っていたんですけど、すごく気を使える男の子で。後から知ったのは誰に対してもそうだったらしいんですけど、たとえば部活で重い物を持っていたら自然に『俺が持つよ』とか言える人なんです。見た目も良くて、背も高くて、スポーツもできて、優しくて、恋愛マンガのキャラクターのような人でした。すごくモテましたね」

――でも自信があったんですよね。

「なぜか私のことが好きだって思い込んでいたんですよね。優しさが私だけと思っていたので。まだ13歳でしたから」

 

 
――付き合って初体験するまでは、どれぐらいの期間でしたか。

「あんまり覚えていないんですけど、じょじょに段階を踏んでいって、心の準備ができた時に、『この日は来るな』って予感があって、とっておきの可愛い下着を付けて彼の家に行きました」

――セックス自体はスムーズにできたんですか。

「彼のほうは経験があったので少し慣れた感じだったんですけど、私のほうはドキドキで、初めて彼の物(ペニス)を見た時に、『こんなの入る訳ないじゃん』と思いました」

――でも直視はしたんですね。

「しました(笑)。いざ挿れてみると痛くて、涙は出るし、血は出るし。でも好きな気持ちが大きかったから嬉しかったですね」

――どのぐらいの期間、交際したんですか。

「確か半年ぐらいでフラれました。私がけっこうかまってちゃんだったんですけど、別れた時に言われたのは『遊びたいから』」

――それだけカッコいい人なら、もっと女遊びしたいでしょうしね。かまってちゃんってことは相手を束縛したんですか。

「確かにわがままは言ってたかもしれないですけど、束縛したつもりはないんですよね。彼にフラれたのがショック過ぎて、今に至るまで自分から告白できなくなったんですよ」

――好きな人ができたらどうするんですか。

「フワッと遠まわしに(笑)。メールもありますしね」

――男性交際人数は何人ですか。

「初体験の人も含めて6人ですね」

――交際する男性に共通点ってありましたか。

「高校時代は見た目重視だったんですよ。系統で言うと亀梨(和也)くんみたいな、ちょっとクールで、顔は面長で、細いけど筋肉もあってみたいな。学生時代はそんな感じでした」

――そんなイケメンとばかり付き合ったら浮気もされますよね。

「そうなんですよ! モテるからしょうがないんですけどね」

――浮気は絶対に許せないんですか。

「もちろん浮気は嫌ですけど、するんなら完全犯罪にしてくれよって思います。バレないようにして、私のことを一番に考えてくれればいいなと」

――自分が浮気したことはないんですか。

「ないですね。好きになると、他の人は見えなくなるので」

――高校卒業後は見た目重視ではなくなったんですか。

「そんなに見た目は気にしなくなりました。いろいろ気を使えるとか、礼儀正しいとか、中味を見るようになって」

――今まで一番長く付き合った期間は

「1年半ぐらいですかね。どうして長く続いたか分からないんですけど、お互いに素でいられたっていうのが大きいですね」

――自分から相手を振ることもあるんですか。

「ありましたね」

――すごくハッキリ言いそうですよね。

「こうこうこうだから別れて欲しいですって冷静に言います(笑)。逆にフラれた時も『分かった』って素直に受け止めます。それでキレイに別れて、後からボロボロ泣きますね。自分が別れたい時って気持ちが決まっているじゃないですか。相手も気持ちを決めて言ってくるんだから、泣いて縋ったところで気持ちは変わらないじゃないですか。だったら良いイメージのまま終わりたいですからね」

――そこはドライですね~。

「あいつ最後に泣いて面倒臭かったよと言われるよりは、一人で泣いてるほうがいいです。そういうところは付き合っている時にも出るみたいで、たまに相手からドライだねみたいなことは言われてました。好きだから一緒にいるのに、あんまり『好き好き』って言葉にするのも自分には合わないんですよね」

――あんまり相手からベタベタされるのも苦手ですか。

「適度に甘えて来る男性は可愛いと思うんですけど、束縛は嫌ですね。外でも手をつなぐぐらいはいいですけど、あんまりベタベタされるのは嫌です」

――セックスの良さを知ったのは幾つの時ですか。

「初めてイッたのが高校生の時です。それまでは相手のことが好きだから、嫌われたくないからするって感じで完全に受け身でした。でもイクことを覚えてから、けっこう積極的になって。相手を気持ち良くさせたいから『どこがいいの?』って訊くようになって。言葉で言ってもらわないと分からないこともありますからね」

――フェラの方法も聞いたんですか。

「はい。その頃の自分なりに聞いて頑張っていました。1年半付き合った人は『お尻も舐めて』って言ってきたから、そんな人がいるんだってビックリしました。でも好きだから抵抗なく舐めてましたね」

――自分からセックスを誘うこともあったんですか。

「ありましたね。『どうしたの? 生理前?』って訊かれたこともあります(笑)」

――逆にクンニのリクエストをすることもあったんですか。

「ありました。『もうちょっと右かな』とか(笑)。だって気持ち良くなったほうがお互いにいいじゃないですか。指でも、自分で触って欲しいところと違うと、すごくもどかしいんですよ。そういう時は言葉で言わずに、手を掴んで『ここ!』って感じで伝えます」

――性に貪欲な姿勢が素晴らしいです! 小学生時代のキャラが完全に吹き飛びましたね。

「だから引っ込み思案で大人しい子には運動部をお勧めします!」

――オモチャはどうですか。

「使ってました。友達と買いに行って、『買ってきた!』って彼氏に渡して(笑)。今もローター、バイブ、電マって一通りは持っています」

――オナニーもするんですよね。

「高校生ぐらいからしてました。それもイクのを覚えてからですね。その頃はオモチャもなかったので、手とかシャワーでやってました。オナニーでオモチャを使いだしたのは高校卒業後で、私はバイブ派なんですよ」

――今、彼氏はいるんですか。

「この世界に入る前からいないですね。私、いなくても平気なんだなって思いました。今はお仕事を頑張りたいですしね」

――現時点でAV女優としての目標は何ですか。

「ゆくゆくは賞を獲れるようなAV女優になりたいし、AV以外にもグラビアやテレビとか少しずつ活躍の場を広げたいですね。顔が幼いのでAVは可愛い系が多いんですけど、それとは違う自分も見せていきたいなって気持ちも強いです。あとエッチなだけじゃなく、癒しも与えられるような存在になりたいですね」
(文=猪口貴裕/写真=尾藤能暢)

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