“チカンアカン”だから痴漢をしたら…超現実的『痴漢イメクラ』で非日常を味わう

0511tikan_fla.jpg※イメージ画像:Thinkstockより

 『チカンアカン』…大阪の地下鉄の駅に貼られているポスターの標語である。そのテンポの良さやコテコテのセンスが実に大阪らしいというか…個人的には秀逸だと思います。

 そうです、痴漢はやったらアカンことなのです。でも…そんなイケナイ気持ちが芽生えた時こそ風俗に行くべきだと。とくにイメクラでイクべきだと思うのだ。

 なぜならば、イメクラの基本ともいえるのが、『痴漢イメクラ』だからである。まぁ、基本があるかどうか分かりませんけどね(笑)。でも、イメクラでの痴漢行為ならば誰にも迷惑はかからないワケで。

 さて、この『痴漢イメクラ』ですが、大抵のプレイルームが電車仕様になっていて、横に並んだ長椅子につり革と網棚がある。それで、部屋に入ると、嬢が制服姿などでつり革につかまって立っていて、それを背後から尻を触って…というのが王道パターン。

 ただ、この『痴漢イメクラ』にも実はイロイロあるのです。たとえば、嬢をシートに座らせて、自慰行為で衣服にぶっかけるコースや、嬢が襲ってくる『逆痴漢』なんてものも。

 でも、筆者が大阪で経験した『痴漢イメクラ』は、ある意味で“超現実的”なものであった。本来、非日常を味わう風俗店で体験した現実とは…。

 その店は、ほかの痴漢系のイメクラ同様に電車仕様のプレイルームで、嬢がつり革につかまって立っていた。ということで、背後から近付き、尻をさわったり、胸を揉んだりした。小さな吐息交じりに悶え始める嬢。それでもつり革につかまって立っているのだが、筆者の股間も勃ってきた。

 興奮のあまり、嬢のブラウスのボタンを外して、胸元に手を滑らせた瞬間! 電車ルームのドアがガラリと開いた!!
 
 
 
 
「痴漢、あかんで!」
 
 
 
 
 そう叫んだのは…婦警姿の女の子だった。そして、ツカツカと筆者に近寄って、嬢の胸を揉んでいた腕をつかみ、ガチャリ! それは手錠だった。

 ええ、逮捕されたのです。ちなみに、婦警嬢は手錠をハメる時に「ごめんなぁ、“決まり”だから仕方ないねん」と、つぶやいた…。

 実は、これは『痴漢イメクラ』の3Pコースで、痴漢行為がバレて婦警に逮捕されるというストーリーなのだ。それでは、逮捕された筆者には、どんな“刑”が待っていたのか?

 
婦警嬢「あなた、どんなことをされたの? 犯人(=筆者)で再現してみぃ」

被害者嬢「はい、こんな感じで……(と、ボディタッチ)」

婦警嬢「こんなんされたんか!(と、ニヤリとしながら同じようにボディタッチ)」

 と、今度は彼女たちが痴女になって筆者を責め始めたのだ。つまり、逆痴漢の刑である。そして、フィニッシュは…大きくなった筆者のアレを見た婦警嬢が言った。
 
 
 
 
「あかん! 爆弾が爆発する! 処理せんと!」
 
 
 
 
 そう言いながら婦警嬢が手コキ&フェラを、被害者嬢が乳首舐めをしてきた。結果、私の股間のマグナムは無事に(?)発砲した次第。

 ちなみに、婦警嬢が手錠をかける時に「ごめんなぁ、“決まり”だから仕方ないねん」と言ったのは、実は彼女、若い頃に非行で逮捕歴があり、実際に言われた言葉とのこと。大抵の刑事が手錠をかける時にそう言うそうで、「リアルすぎる!」と評判なのだとか。

 非日常の中に絶妙なリアルを絡めていくのがイメクラの醍醐味だと思うが、そこまで忠実に再現しなくても…。ちなみにそのイメクラ、来店回数が3回目ならば「前科2犯のお客様」と呼んでいました…。
(文=子門仁)

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