噛みフェチを告白する女性芸能人が増加中!?


 また、ハロプロ系の人気ユニット『Juice=Juice』のメンバーの宮崎由加(20)と植村あかり(16)は、昨年9月、出演したライブで“互いに噛み合う仲”であることを激白。植村が『この下腕?のところ(を噛んでくる)。この前は二の腕も噛んできて』と言えば、宮崎も『すごいスベスベなんですよ。親の愛情表現というか、甘噛みです。それに、あーりん(植村)も噛んでくるんですよ!』などと応酬。なんとも楽しげなフェチ告白に、ファンの間では絶句や唖然を通り越して、『これが本当の噛みングアウト!』などと評判になりました」(前出同)

 肩、下腕、二の腕、内ももなど、噛む部位が各自見事に異なっているのが興味深い。だが、なぜ噛みフェチを告白する女性芸能人が増えているのだろう。エロ事情に精通しているライター兼編集者のブライアン飯野氏に聞いてみた。

「“好きな相手を噛む”という性癖は決して特異なものではないでしょう。恋愛感情までは抱かなくとも、女性は手つなぎや頬寄せなど、スキンシップが日常茶飯事ですし、それの一環なのでは? 仮にこれが、相手かまわず誰にでも噛むようになったら問題でしょうが、特定の相手にのみ行なうというのは、女の子同士のじゃれあいですし、健全な行為だと思いますよ」

 グループアイドル全盛の昨今、実は探せばまだまだいるかもしれない。心理学者のかのフロイトの説によると、噛み癖はよくも悪くも“幼児性の表れ”という見方もあるようだが、アイドルとして異性へのそれを示唆する告白は確かに大問題だが、同性同士のそれは、むしろ親密さをアピールするという意味でも男の影がないという意味でも、アイドルとファン双方にとって微笑ましい行為と呼べるのかもしれない。だが、あまり強く噛み過ぎて、痕が残るようならばまた別問題が発生してしまうのだが…。
(文=織田祐二/『グラビアアイドル「幻想」論』著者)

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