華がある柴咲コウを相手に際立つ存在感! 「ふつうな感じがたまらない」薄幸系女優・蓮佛美沙子


「女優としてさまざまな役柄に順応できる蓮佛さんの業界内の評価は高く、経歴を見る限り、オファーが途切れている様子はないですね。それこそ、純朴な少女から真逆のヤンキーまで何でもこなしている印象ですから、多くの関係者に使いたいと思わせることができているのだと思います。主役の華があるかは別にして、若手女優の中にあっては地位を確固たるものにしているといえますね。初主演映画となった『転校生』では、上半身裸で相手役の男の子に胸を触らせるシーンを熱演するなど、体当たり演技も辞さないプロ意識の高いが見受けられます。それだけに台詞も完璧に覚えて現場に入ってきますし、役柄に応じて赤髪のショートヘアに挑戦するなど、どんなキャラクターにも躊躇はないようですから今後もさまざまな表情を見せてくれるでしょう」(業界関係者)

 1月24日には人気コミック『ナニワ金融道』(青木雄二・作)を原作とする同名ドラマが放映され、ヒロインに起用された蓮佛。同作といえば、過去に深津絵里(当時23歳)、瀬戸朝香(当時23歳)、加藤あい(18)などがヒロインを務めており、その後の活躍が期待される若手女優が抜擢されている。蓮佛にもそれだけ期待がかかっているということだろう。しかし蓮佛の起用には、別の側面もあるのではないかと指摘する声もある。

「現在、蓮佛さんの担当マネジャーは、かつてジャニーズ事務所で敏腕をふるっていた人物としても有名です。そうした経緯があるため、これまでにも蓮佛さんはたびたびジャニーズと共演していますね。現在放送中の『○○妻』では東山さんの後輩役を演じていますし、1月に放送された『新ナニワ金融道』の主演は中居正広さん(42)です。とはいえ、そうした“オトナの事情”があるにしても、蓮佛さんの実力は誰もが認めるところ。ジャニーズサイドとしても元関係者がついているということで、スキャンダルなどの心配をすることなく安心して共演させているのでしょう」(テレビ関係者)

 長い黒髪が印象的で、はかなさを漂わせる表情から薄幸女優とも呼ばれることのある蓮佛。男性アイドルとしても活動するジャニーズの面々から漂う派手さと彼女の印象は真逆の印象といえるかもしれない。しかしそんな両者だからこそ、お互いを引き立てる存在として重宝されているのだろう。いずれにしろ、女優としての実力に加え、ジャニーズとの相性の良さを見せる蓮佛の芸能生活は安泰といえそうだ。
(文=大倉)

men's Pick Up