小嶋陽菜、“紅白卒業”騒動の舞台裏

 昨年大みそかの『NHK紅白歌合戦』でのグループ卒業発表が有力視されていたAKB48の小嶋陽菜(26)だが、実際は何も起こらなかったかった。おととしの大島優子(26)と同じように紅白での電撃卒業報告が予定されていたが、実は小嶋はそれどころではなかったのだという。

 ある芸能事務所関係者は「こじはるは重度のカゼをひいていたんです」と明かす。

「先月29日にNHKホールで行われたリハーサルの時点で満身創痍だった。楽屋ではステージ衣装の上にコートをはおって『寒い、寒い…』を漏らしていたそうです。翌30日の紅白リハは欠席。病院に急行して点滴を受けたといいます。夜のレコード大賞にはなんとか生出演しましたが、それがギリギリでした。マイペースでのんびり屋といったイメージがありますが、ほかのメンバーには迷惑をかけたくないと考えるタイプでもあるんです」(芸能事務所関係者)

 紅白リハの初日に小嶋は報道陣に対して、「去年の紅白も最後だと思っていたんですけど、もう1周したので、最後までわからない」と笑い、「プラカードに何かしこんでるかも…見ててください」と意味深な発言をしていた。

「31日の紅白本番で、グループとして『心のプラカード』を歌う際、おなじみとなっているプラカード掲出で『卒業します!』と発表するんじゃないかと、各紙ウラ取りに奔走しました」(スポーツ紙記者)

 そうして迎えた本番当日。小嶋はプラカードで「テレビの前のお父さん」とのメッセージを披露。結局、卒業報告はなかった。

「こじはるの卒業発表は、もはや本人次第でいつでもOK。だから、万全の体調で晴れ晴れとした気持ちで報告してほしい。そのため今回は本人も避けたのでしょう」(AKB関係者)

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