フーゾクの女のコとの恋愛もアリ!? 日本フーゾクの今と魅力を知る

 日本はフーゾク大国である。

 もちろん異論はあるだろう。オランダの飾り窓やアメリカのコールガール、アジア諸国の売春事情…。世界を見渡せば、日本の規模など小さいと言われるかもしれない。

 しかし、海外のフーゾクはあくまで本番(=セックス)が目的であり、暗黙はされていても公的な認可を受けていないケースが多い。対する日本では、本番を禁止とすることで、公的機関から認可を受けて営業している風俗店がほとんどだ。全国津々浦々の主要都市部を訪れれば必ずといっていいほど、妖しいネオンを見ることができる。

 さらに、日本のフーゾク店は本番禁止であるがゆえにさまざまなジャンルが発展してきた。王道のソープランドやピンサロ、イメクラにデリヘル、広い意味ではここにキャバクラやJKリフレなどを加えてもいいだろう。フーゾクに対してこれだけオープンな国はこの地球上で日本以外にないと断言できる。

 警察白書によると、届出のある性風俗店は全国で約3万件(平成23年度)。18~55歳までの女性のうち68人に1人が勤務経験があるといわれている。届出のない店舗や人数を考えると、その数はもっと増えるはずだ。多少の金と18歳以上という条件をクリアすれば、日本人男性はすぐに女性の裸体にありつくことができるのである。

 ところが、いまだに風俗というだけで敷居の高さを感じてしまう男性も多いと聞く。エロに敏感(?)なメンズサイゾー読者には信じられないだろうが、フーゾクに行きたくても行けない男性がいることも事実なのだ。

 そんな悩める男性にとっておきの本が、11月28日に発売され、密かに話題を呼んでいる。『いかなくても解る図説風俗マニュアル』(三和出版)である。

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