小島瑠璃子、明石家さんまと相性最悪!? 大御所たちと共演も生放送では空回り


 また、番組の中ではたけしがたびたびお決まりのように暴走するシーンがあったが、すべての矛先はさんまに向けられ、小島とすれば手持ち無沙汰に眺めることしかできなかった。それでも何とかリアクションをとろうと、立ち上がったり、さんまの近くに寄って行ったりしたが、素っ気ない態度でかわされていた。やはり、いくらバラエティに引っ張りだこの小島でも、芸能界屈指の制御不能タレントといえるたけしとさんまの間に割って入るのは難しいのだろう。

「今のバラエティ番組はほとんどが収録です。そのため、番組の良し悪しを決定するのは編集の技術といっても過言ではない。出演するタレントもそのことは十分理解しているため、とりあえず何か発言をして、使うか使わないかはスタッフに任せるといった考えが強いようです。編集マンとしてもカットすることは簡単ですし、一番困るのは何もないことですから。今回の番組は編集作業を必要としない生放送だったため、小島の空回りぶりが際立ったのかもしれません。通常の収録番組であれば、さんまにバッサリと切り捨てられた小島のコメントなどは、発言そのものがなかったことになっていたでしょう」(前出)

 何も行動を起こさなければ画面に映る可能性もゼロ。使われるためには、とにかく発言の回数を増やすことが重要となってくる。そんな今のバラエティ界で、たけしやさんまに臆することなく果敢に向かっていく小島は、そのアグレッシブさが評価されているのかもしれない。

 現在、小島と同じくバラエティで活躍するアイドルグループ・アイドリング!!!の菊地亜美(24)は、24日に行われた同グループからの卒業ライブの後に、記者からライバルを聞かれると、すかさず「小島瑠璃子ですね!」と答えている。アイドルを卒業し、これからバラエティタレントに本腰を入れようという菊池にとって、小島の今の大活躍は羨ましいものに映るのだろう。だが、菊池も小島同様、バラエティに出ればどうにかして画面に映ろうと必死にアピールするタイプ。積極的に番組に参加して盛り上げようとする彼女たちにとっては、共演者などと同じく編集マンとの相性も重要と言えそうだ。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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