続いて、自宅の庭でこれまた息子にねだられてフェラチオ奉仕をすることになる。
これもまたじっくり静かで優しさ溢れるフェラチオであった。これもまたメチャシコである! ゆっくりとしたペースで息子の性器を頬張るあみチャン。ヌくためにフェラするのではなく、気持ち良くなってもらうためにフェラしているといった感じだ。
こ、こんなフェラなら、早漏な筆者であっても1時間くらいは発射せずにずっと快感に浸っていることができそうだ。
そして究極の見せ場は最後の挿入シーン。浴室の掃除をしている父親、そして屋外で絡み合う母親と息子。その距離わずか数メートルだ。浴室の窓が開けられているので、声を出すわけにはいかない。なので、黙々と相互愛撫を行い、黙々とピストンを行う二人。
この時のあみチャンの感じ方が実に苦し気なのだ。声を出せない分、呼吸が荒くなり、ほのかに6つに割れている腹筋がピクピクと反応しまくっているのである。
よく深夜の通販番組で見かける腹筋ベルトを彷彿とさせるくらいに筋肉が波打ち、あみチャンの苦悶に耐えているかのような顔に真実味を与えているワケだ。
そんな無言のままピストンが加速していき、静かに静かに頂点を迎い入れる二人であった。
その後ちょっとしたオチがあって終幕となる。
筆者もときどき無言セックスを楽しむことがある。ピルを飲んでいないセフレを相手に「声を出したら中で出しちゃうよ」と言葉で攻めながら生で挿入するのは、これまた格別だったりするのだ。
ああ、セックスしたい。1年365日、いつでもセックスに飢えているトコショーなのであった。
(文=所沢ショーイチ)