四つん這いでスカートをめくり…地上波ギリギリアウト!? みづきあかりのゲスキャラ


 単純に“ゲス”とは言い難いが、ハードなエロ路線から飛躍した代表格といえば、壇蜜。それは、AV寸前ギリギリのグラビア・着エロムービーを撮っていたところからのまさかの飛翔だった。キワドイことを言いながらも気品を漂わせ、男性を「殿方」と讃え、「いつもノーパン」「(階段を上って、下から見られてしまうのではという質問に)見るがいい」などと発言したのがブレイクが確定した瞬間だったと記憶している。スケールはぐっと小さくなるが、筆者も著書がTOKYO MXTVのスタッフの目に止まり、『5時に夢中!』に出演させていただいた。さらに、そこで話したナンパ話がゲスだったのがよかったらしく、今までに3回出演している。ゲスはテレビに呼ばれる力になりうるのだ。

 いま、史上最大級にゲスの力を使い続けているのが、ウーマンラッシュアワーの村本。講釈師のような速度の超絶技巧のしゃべりと、相方イジり、拍手笑いを起こさせる仕組みのネタで『THE MANZAI2013』(フジテレビ)優勝。M-1後半以降のお笑い賞レースでは、優勝してもその後売れるという流れがなくなっていたが、ウーマン村本はこれを覆した。「自分のストーカーに会ってみたら好みだったので、説教しながらそういう行為をした」と、タレント生命に関わるような発言を飛ばしたり、手作りのダッチワイフの話や元カノのハメ撮り画像のフォトフレームの話などゲス話が炸裂。その後も『ロンドンハーツ』(テレビ朝日)で今野杏南(25)に公開セクハラ、『ゴッドタン』(テレビ東京)で自ら3P体験を暴露と、ゲス道を爆進し、テレビに出続けている。

 みづきあかりも炎上に屈せずゲス道を邁進し、女版ウーマンラッシュアワーを目指してほしい。
(文=郷田ゴー)

●郷田ゴー(ごうだ・ごー)
職業:ルポライター。恋愛研究科。
「裏モノJAPAN」「週刊プレイボーイ」「週刊SPA!」などに原稿執筆。
『5時に夢中!』(TOKYO MX)に多数出演。過去に吉本興業で売れない芸人をやっていたことも…。
著書『今さら聞けない本当の恋愛入門』(宝島SUGOI文庫)
実録! 美女ナンパ突撃ルポ やってみたらこうだった』(宝島SUGOI文庫)

men's Pick Up