どこかで見たことある女性たちがギチギチに締め付ける!?

indol_tenko0929_01.jpg左がテクニシャンなお姉さん『淫ドル』、右がウブで緊張している『転校生』

 連れて歩くならばモデル系、抱くならばポッチャリ系と言われるように、女性と交際する中で抱き心地は非常にウエイトを締める部分でもあるだろう。それは、オンリーナイトライフを彩っているオナホールにも言えることではないだろうか? 今回は、触り心地からモッチリと柔らか、しかしその内部ではギュギュッと締めつけてくるオナホール・『転校生』『淫ドル』をご紹介。早速、トイズハート株式会社トイズハート社・常務取締役の石田貴之氏と商品企画部の小林良治氏に商品のお話をうかがおうと思ったのだが、なにやらパッケージに見覚えあるキャラクターや文字がちらほら……?

──今回は、『淫ドル』、『転校生』のご紹介です。まず、このふたつは持っただけでしっとりとくっつくような柔らかい素材で作られていますね。

小林「これは、当社の素材のひとつであるベビースキンというもので作られているんです。セーフスキンが、においが少なく破れにくい素材とすれば、ベビースキンはよりねっとりと柔らかい感触が楽しめるんです」

石田「ねっとり柔らかい分、強度的にはセーフスキンに多少劣りますが、それでも十分に頑丈だと思いますよ。初期のベビースキンは、もっとねっとりと柔らかかったのですが、強度に問題がありました。そこで、『淫ドル』・『転校生』には、改良したニューベビースキンを使用しているんです。今までこの価格帯のホールは、比較的肉薄になりやすかったんですがこれらはその点も改良しています」

──なるほど、肉厚もあり、セーフスキン製商品とはまた一味違った快感が得られそうです。これらふたつは、全長が約145mm、内部長125mmと比較的細長く、指を入れるだけでもキツイことが分かるオナホールですね。

石田「開発の前に当社で発売しているオナホールのキツイ系、ユル系などが一目で分かる分布図を作成しました。その際に、売れ筋であるユル系ホールへと開発コンセプトに偏りが見られました。それを見た時に、あまり手を出していないキツイ系のホールにもユーザーはいるはずだと思い、キツさと刺激の強さに特化したものを作成しようと考えたんです」

小林「私はそこまでキツイホールを好まないのでどうしようかとも考えたのですが、やはりニーズは有ったようで、ふたつとも売り上げの上位に食い込んでいます。正直そこまで売れないだろうなぁと思ってもいたのですが、いい意味で裏切られました」

──なるほど。ユル系では勃起せずとも中まで挿入できていましたが、この細さを見るかぎりではそれは難しそうですね。

小林「しかし、その分内部の締め付けは抜群で、突起も大胆な仕様にしています。ダイレクトに刺激を感じられると思いますよ。キツイ系は、中が狭くなってしまうため、バキューム感は少なくなってしまうのですが、バキューム感とはまた違った刺激も楽しんでもらいたいです」

石田「ユル系でまったりとする日、キツイ系でさっと済ませる日など使い分けていただきたいですね」

──強く握ってオナニーする方もいれば、ゆったりと握ってする方もいますし、パッと終わらせたいと思う方も居れば、長時間楽しみたい方もいますから。多種多様なホールがあるのはいいことだと思います。この刺激が強いという内部構造ですが、非常に複雑な構造をしていますね。

小林「両方とも、内部構造に3Dを用いています。『転校生』は、ダブルスパイラルという入ってすぐ比較的平らな板をねじった構造、中盤には4方向からイボが突き出し面をさらにひねる構造を用いています。そして、奥にバキュームゾーンを設置しました。今までの商品は奥には、なにも付けないことが多かったのですが、これは高刺激を目指したため、その部位にもイボを設置しています。全体的に締りがきつく、最初から最後まで強く刺激を感じられる構造となっています。

tenkou0929.jpgキツキツな内部に入り組んだ構造で、至極の快感を届ける『転校生』

 『淫ドル』は、コンボ3Dというミミズ千匹とスパイラルが特徴です。まず、SM小説などで描写されるミミズ千匹をイメージし、比較的大きなヒダを設置しています。中盤のスパイルではねじりを加え、薄めのヒダを取り付けました。そして最奥のマキシマムバキュームは、イボを付けたバキュームゾーンとなっています。『淫ドル』は、『転校生』に比べると多少締め付けがユルいのですが、締りよりも絡みつく刺激を楽しんでいただきたいですね」

indol0929_01.jpg大きさの違うヒダが絞って絡んで、マキシマムバキュームがシュルッと吸い付く『淫ドル』!!

──ネットユーザーには、以前紹介させていただいた『天野友里亜』などのダッチワイフに装着し、使用する方もいるそうですね。抱きつきながら行うことで、さらにリアルさを感じることができるそうです。

小林「そのような使い方があるとも聞いています。楽しんでいただいているのでしたら幸いです。ただ、そのような使い方で破損などが生じても責任は取りかねます」

──本体箱の側面には、バキューム効果の出し方も分かりやすく説明されており、オナホール初心者にも優しいですね。

石田「バキューム効果を出す”エア抜き”の仕方をまだ知らない人も多いので、分かりやすくするために載せています。せっかくの効果が半減するのももったいないと思いましたので」

──パッケージについてなのですが、『転校生』は武井咲美ちゃんという女性が描かれ、『淫ドル』には大胆に胸を出している色気のあるお姉さんが描かれています。まず『転校生』なのですが、もしやこちらのモチーフは……

小林「キツイホールということで、若々しく経験が浅そうな子を描いています。それが、緊張のせいでチクビがたってしまっている謎の転校生・武井咲美ちゃんです。私が高校のころ好きだった学園のアイドルという設定です(笑)」

──あ、そうなんですね。いや、もしや月9で主演まで務めたあの女優さんがモチーフなのではないかなぁと思いましたので。

石田「ちょっと、分からないですね。芸能界に疎いので(笑)。小林が、『チクビをこう描くことに関しては曲げられない。ほかはどうなってもいい』とさえ言っていたので、このセリフとデザインになりました」

小林「似た方がいるとしたら時代が追いついたのかもしれません。テレビを見た時に『イラストに似た女優さんもいるなぁ』と思うかもしれませんが、あまり存じておりません(笑)」

──なるほど(笑)。もう一方の『淫ドル』もパッケージの女性に見覚えがあり、「オナホ作成の8割は決断だ」などのパッケージに散りばめられているセリフも日曜日の朝に似たようなのを聞いた覚えが有るのですが……。

石田「『淫ドル』は、経験豊富なテクニシャンの女性をイメージして描いてもらいました。セリフなどに関しては、某変身ヒーローに似ているものがあったかもしれませんね(笑)」

──『淫ドル』はツインコンボ・アイドルとされ、”48″とバックに書かれていますね。

石田「『淫ドル』のほかにも、『チクドル』『リアドル』『プルドル』『K-ドル』といったアイドルと名が冠してある商品があるのですが、それらにも”48″と書いています。(笑)」

──それにしても、以前紹介させていただいた『ヴァルキリー』もそうですが、ここまできわどいネタが散りばめられているということで話題になったりするのでは?

石田「分かるか分からないかギリギリがいいんですが、あまり騒がれてはいないですね。芸能ネタは、ちょっと当社のユーザーには弱いのかもしれません。しかしこのドルシリーズで48本出せたらいいなぁという思いはあります。年末にも出す予定がありますよ」

──数が出揃ったら総選挙も行ってもらいたいです。その際は是非とも投票させてください。

 パッケージにまでこだわり、遊び心を忘れないトイズハート社。そんな遊び心も気持ち良いホールを作るためには重要な要素なのかもしれない。
(取材・文=明日春人)

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