「あ、あの。後ろからしてもらっていいですか?」
「バックってことかな?」
「は、はい」
「うん、いいよ。じゃ四つん這いになってくれる?」
なんと彼女のほうから体位を指定してきたのである! しかも後背位とは!!
ピン!
ははぁ、なんとなくわかってしまった。きっとリカちゃんは己自身をよく知っているのだ。容姿に自信がないゆえ、正常位のように顔をガン見されてしまう体位が苦手なんだろう。それゆえの体位指定と思われる。
キュウぅン!!
胸の奥から甘酸っぱい想いがこみ上げてきた。こういう健気な娘、思わず守ってあげたくなるではないか!! もう少し可愛いければの話だが……。
ジュプヌチュチュチュ
四つん這いになって尻をこちらに向けているリカちゃんに挿入開始。うむ、なかなかの具合である。奥に突き刺す時はそうでもないのだが、引き抜く際に膣内のザラザラとした肉質が愚息のカリの部分に絡んできて最高に気持ちイイ!!
しかし、その気持ち良さに負けてしまってはいつもの早漏発射となり格好がつかない。そこでピストンのスピードを調節して対応することにした。
ズン!
突く時は風の如く早く。
ズゾゾゾ……
引き抜く際は林の如く静かに。
強弱をつけながらリズミカルにピストンを続けていると、リカちゃんのアエギ声が過熱していった。
「あ、あ、また、またイっちゃぅ!」
「うん、遠慮しないで好きなだけイっちゃいな」
筆者の返事を聞くや、リカちゃんが四つん這い状態のまま腰を前後に振り動かしてきた。筆者のピストン運動にあわせて愚息が抜けないよう、愚息がより深い部分を突けるようまさに阿吽の呼吸である。
大人しい顔してなかなかヤるもんだ。だったらご褒美にとびっきりの高速ピストンをお見舞いしてやるしかない。
ガシっと彼女の腰を両手で掴み、リカちゃんの腰の動きを止めさせる。そして、予告無しで高速ピストンを開始した。
ズン、ズゾ、ズン、ズゾ、ズン、ズゾ、ズン、ズゾ、ガガガガガガガガ!
侵略すること火の如く。
ふぅ。
発射後、その余韻を楽しむために奥深く挿し入れたまましばし動きを止める。
動かざること山の如く、である。
その後、しばしまどろんだ後シャワーを浴び直して帰り支度を行う二人。いつもならここで連絡先の交換を行うところだが、今回はそんな社交辞令を行う気になれない筆者なのであった。
そしてホテルを出たところで、「じゃ、また機会があったらよろしくね」と挨拶してリカちゃんが向かう駅の方向の反対側に歩き始めたのである。
まさに一期一会であろう。二度とリカちゃんと会うこともないハズだ。
だが、生物のオスとしてはこれが正しい姿なのかもしれない。己の遺伝子をより多く後世に残すためには、より多くのメスと交尾したほうが良いに決まっているのだから。
ま、ゴムして避妊しているから意味はないのだが、そう考えることによって己に言い訳しているトコショーなのであった。
(文=所沢ショーイチ)
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