「テレ東っぽい企画ない?」が合言葉! 放送作家が語るテレビ業界の企画事情

0808teretou_main.jpg※イメージ画像:テレビ東京公式HPより

 次々と生まれては消えていくテレビ番組。その中には終了が惜しまれるものもあれば、人々の記憶にほとんど残らないものもある。そんな中、業界内で企画作りのお手本になっているテレビ局がテレビ東京だ。

「ご存知かも知れませんが、テレ東は在京のテレビ局の中では万年5位の視聴率で『テレビ番外地』と呼ばれています。ですが、制作会社などで開かれる企画会議では『テレ東っぽい企画考えて』というように指示されることが多くなってきました。これは、今までは考えられなかったことです」(バラエティ放送作家)

 確かに、最近のテレ東は他局の番組に飽きた視聴者にとって、その間隙を突くような良質な番組を作っている。蛭子能収と太川陽介による『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』はもちろんだが、他にも、羽田など日本の空港に降り立った外国人に来日の目的を聞き、さらには同行する『Youは何しに日本へ?』も好評だ。同番組は、水曜の深夜でレギュラー化された後、月曜のゴールデンタイムに昇格。今では19時台という激戦区で、視聴率は11%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)以上を獲得することもある人気番組に成長した。

 他にも、グラビアアイドルの吉木りさが数分間、画面に向かって罵倒するだけという8月限定放送の『吉木りさに怒られたい』。実際、本当に罵声を浴びせられるだけなので視聴者の中には『思っていたのと違う』という声もあるが、テレ東しかできない振り切った企画といえる。

 さらには、終電を逃した人にタクシー代を出す代わりに家についていく『家、ついて行ってイイですか?』もある。同番組は深夜に4回放送された後、15日にはゴールデンタイムで2時間スペシャルとして放送された。他にも、出川哲朗が行く先々で電動スクーターの電気を市井の人々にもらって走り続ける『“充電させてもらえませんか?”~ちょいと電動スクーターでガチ40キロ刻み旅』や、通勤列車を待つ会社員に「今日1日休みを取り、好きなところへ出かけてみませんか?」と誘い、その行程をレポートする『逆向き列車』など、マニア心をくすぐる番組が続々と作られている。

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