乃木坂46が握手会を「お話し会」に変更、AKBグループも追随の可能性でファンから不満

0625nogisaka_main.jpg※イメージ画像:『夏のFree&Easy』ソニー・ミュージックレコーズ

 AKB48公式ライバルグループ「乃木坂46」が25日、新曲の握手会イベントを「お話し会」に変更することを発表した。従来の握手会と同じ流れでメンバーとの会話が楽しめるが、握手はできなくなる。AKB48の握手会で発生した襲撃事件の影響を受けて「非接触イベント」が検討された末の決断のようだが、イベントからグループの根幹ともいえる「握手」を排除したことでファンに動揺が走った。また、AKBグループも同様に今後の交流イベントが「お話し会」になる可能性があり、賛否両論が巻き起こっている。

 乃木坂46運営の発表によると、7月9日発売の新曲「夏のFree&Easy」にミニライブと握手会がセットになった全国握手会イベントの参加券が封入されるが、この「握手会」を「お話し会」に読み替えてイベントを実施する予定だという。以後の交流イベントが全て「お話し会」になるのか、一時的措置なのかは現段階で未確定。

 今月21日、乃木坂46は8枚目のシングル「気づいたら片想い」発売記念の個別握手会を開催したばかり。警備員を大量増員し、メンバーとファンの間を柵で隔てるという超厳戒態勢で行われたものの、何事もなく無事に終わったことで橋本奈々未(21)らメンバーが「ファンとの信頼関係が得られた」とコメント。これをきっかけにAKBグループは収益の柱である握手会を本格再開させると思われていた。

 ところが、急転直下で全国握手会の「お話し会」への変更。ファンの反応は昨今の事情に理解を示す声がある一方、残念がっている人も多く、ネット上では以下のような意見が上がっている。

「会話メインだとコミュニケーションが苦手な人にはハードルが高い…」
「握手と違って数秒で剥がされたら虚しいぞ」
「お話し会なら行かないな」
「話せるだけでも嬉しいけど、やっぱ握りたい」
「AKBグループもそうなったら悲しすぎる」

 ファンの反応は冷ややかなものが多く、やはり憧れの“推しメン”と直に触れ合うことに価値を感じていた人が少なくなかったようだ。「お話し会」に変更されたことが乃木坂のCD売上に大きく影響する可能性もある。また、従来の握手会でもメンバーの手を握りながら10秒ほど話すことができたが、会話メインで同程度の時間だと物足りない気がしなくもない。かといって時間を長くすればそれだけ進行が遅れ、大規模イベントでは混乱を生むことも予想される。

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