クズ発言連発! “毒舌キャラ”気取りの仁科克基に非難殺到


 番組中、「こういうのはぶっちゃけないとおもしろくない」とも言っていた仁科。確かにその言葉通り、かなりぶっちゃけた発言を連発していたが、いちいち鼻につく言葉の数々は、いっさい笑えるものではなく、単にいらだちが募るだけだったようだ。仁科の発言を見たネットユーザーたちからは、「毒舌キャラ気取り」「ムカつく」などバッシングコメントが寄せられている。もちろん中には、そのぶっちゃけた態度をおもしろがっている声もあるが、多くの視聴者は、ゲスな発言には嫌気がさしているようだ。

 確かに仁科が言っているように、こうした企画は本音をぶちまけてこそおもしろいというもの。伏せ音を使われるほど過激な発言を繰り返した仁科は、その意味で自分の仕事を全うしたといえるだろう。問題は、彼のぶっちゃけ発言の数々が、ひとつも笑えなかったということに尽きる。特に、野呂に対する「デブ」を連呼するシーンでは、「お前もデブだろ」といった声もネット上にあがっており、仁科の厳しい言葉を必死に笑いで返そうとする野呂には気の毒な印象すらあった。

 ネットユーザーたちが指摘するように、まさに毒舌キャラ気取りで刺激的な発言を繰り返した仁科。しかし、思っていてもなかなか言えないことを代弁してくれるからこそ、毒舌は共感を生み、そこに笑いを生むことができる。仁科の言葉の多くは、いかにもストレートで、確かに視聴者の思っていることを代弁しているといえる。しかし、それでも笑いにならないのは、視聴者の多くが彼と共感したくないからに違いない。これまでのスキャンダルやバラエティ番組などでの発言から、仁科は視聴者から毛嫌いされるキャラを作り上げてしまっているのだ。だからこそ、彼の毒舌はクズ発言とバッシングを受け、おもしろくないと酷評されてしまう。今の仁科がそんな自分の状況をどこまで理解しているかはわからないが、軌道修正が難しいほど嫌われている彼には、ますますバッシングを受け、次々話題を振りまいていく道しかないのかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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