天才・大泉洋、明石家さんまをも圧倒する底知れぬバラエティ力

0522ooizumi_main.jpg※イメージ画像:『fabulous act Vol. 02』シンコーミュージック

 劇団ひとり(37)の初監督作品『青天の霹靂』(東宝)で主演を務める大泉洋(41)が、24日のロードショーを控え、現在バラエティ番組に出まくっている。

「もちろん原作・監督・脚本を手がけた劇団ひとりさんも積極的にバラエティに出演してますよね。ただ、やっぱり大泉さんの場合、全国区では俳優というイメージが強いせいか、バラエティで見かけると新鮮さがあります。しかも、そういった印象がありながらバラエティに出たときには誰よりも笑いを持っていくのですから、大したタレントですよ。まさにマルチな才能の持ち主ですね」(業界関係者)

 21日に出演した『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)でも、ゲストとして登場した大泉は、スタジオを縦横無尽に飛び回る活躍で、メインMCの明石家さんま(58)をも圧倒するかのような活躍を見せていた。同番組の中で、これほどさんまの影が薄くなるというのも珍しい。

「大泉さんのスゴさは、やはり誰に対しても物怖じしないことですよね。普通、地方のローカルタレントといえば、全国区のタレントに対して、遠慮したり、卑屈な思いを抱いていたりするものですが、彼の場合はそんなことありません。それは彼が東京で仕事をするようになったころから変わってないですよね。元々彼のことを知っていた人にはなんてことない話かもしれませんが、いきなり全国放送に出て、何だか偉そうに喋っている彼を見て“この人だれ?”と違和感を抱いた視聴者も多いのではないでしょうか。それに加えて、見れば見るほど面白くなっていくのですから、今の人気も納得です」(放送作家)

 2003年、北海道のローカルバラエティであった『水曜どうでしょう』(北海道テレビ)の第一弾DVDが全国的なヒットを飛ばし、一躍脚光を浴びることになった大泉。すでに北海道のスターでもあった彼だが、当時まだ全国的には無名の存在だった。その後、ドラマなどをきっかけに知名度を上げると、徐々に全国区のバラエティ番組にも登場するようになった。しかし、不思議なのは、そうした経緯にもかかわらず、彼が多くの芸人たちといかにも親密な関係といった体で番組に出演していたことだ。

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