「キメセク愛好者」疑惑も…ASKA容疑者、警察にマークされても吸い続けた覚せい剤の魔力


 また、精神的な弱さだけでなく“キメセク”の魔力に取りつかれていたとの指摘もある。「文春」の報道後、ASKAは同誌にインタビューを自ら提案。「吸っていたのは覚せい剤ではなくアンナカだった」とし、劇薬指定されている興奮鎮痛剤のアンナカを暴力団員から譲り受けていたと説明した。だが、アンナカは覚せい剤と非常に愛称がよく、特に“シャブセックス”で混ぜ物として使われることが多い薬物だ。

「通常、覚せい剤を使うと誰でも勃ちが悪くなる。バイアグラなどの勃起促進剤は心臓に負担が掛かりすぎるため、キメセク愛好者は興奮剤のアンナカを混ぜて勃起させることがよくあります。もともとアンナカは馬の交尾の際に催淫剤として使われ、人間が覚せい剤と同時に使えば男性だけでなく女性にとっても強烈な媚薬となる」(業界関係者)

 疑惑を晴らすためにアンナカについて堂々と語っていたASKA容疑者だが、それが結果的にキメセク愛好者である疑いを強めてしまったともいえる。

「アンナカ入りの覚せい剤は単純に男性側の快感目的もありますが、それ以上に女性の性的興奮と快感が異常に高まる。ASKA容疑者のように中高年になると体力的に女性を満足させるのは容易ではなくなるため、クスリに女性をイカせる手助けをしてもらうというわけです。もちろん、自分が気持ちいいからという意味も大きいでしょうが。ASKA容疑者は月に数回ほど栩内容疑者の自宅マンションを訪れており、覚せい剤やMDMAを持ちこんで愛人関係とされる彼女とキメセクにふけっていた疑いが濃厚になっている。MDMAも別名“エクスタシー”と呼ばれるセックスドラッグですからね。二人が同時に逮捕されているのだから、ほぼ確実といえるでしょう。警察が目を光らせているのが分かっているのに、栩内容疑者宅で何度もキメセクをしていたのだとしたら相当な重症ですよ」(前同)

 気になるASKA容疑者の今後だが、素直に罪を認めれば初犯のため執行猶予は確実。すぐにシャバに戻ってこれるだろう。音楽活動の再開についても、槇原敬之(45)や長渕剛(57)、岡村靖幸(48)など過去にドラッグで逮捕されたミュージシャンが、現在は何事もなかったかのように復帰している例が多々ある。だが、ASKA容疑者の場合は険しい道のりになりそうだという。

「ASKAは10年以上とドラッグ歴が長く、再犯の危険性が捨てきれない。それ以上に危惧されるのが暴力団員との関係。昨今の芸能界は反社会的勢力との交際はご法度。暴力団員から覚せい剤などの違法ドラッグを譲り受けていたことが証明されれば、表舞台に立つことは難しくなる。いずれも事務所やテレビ局、レコード会社にとって非常にリスクが高く、もしシャバに出てきても使いづらいタレントになるでしょう。少なくとも、活動するのは執行猶予が明ける3~4年後となるでしょうが、最近はヒット曲がなく時代と合わなくなっていることもあり、そのころに危険を承知で使いたいという需要があるかどうか…」(芸能関係者)

 数々のヒット曲で人々を感動させてきたASKA容疑者の裏の顔は、覚せい剤や暴力団員との交際、愛人とのキメセクというドス黒い欲望にまみれていたのだろうか。もし有罪が確定すれば、本人の損失だけでなく彼を支持してきたファンの傷心も計りしれない。ファンに謝罪した相棒のChage(56)はコンビ解散について明言を避けたものの、地に落ちたイメージを回復して復帰するのは至難の業となりそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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