「キメセク愛好者」疑惑も…ASKA容疑者、警察にマークされても吸い続けた覚せい剤の魔力

※イメージ画像:『ぴあ&ASKA』ぴあ

 覚せい剤を所持していたとして逮捕された人気デュオ「CHAGE and ASKA」のASKA(本名・宮崎重明)容疑者(56)が、18日に東京地検に送検された。警視庁によると、4月6日と同12日ごろに知人の会社員・栩内香澄美容疑者(37)=覚醒剤取締法違反容疑で逮捕=と、東京都港区の栩内容疑者の自宅マンションで覚醒剤を所持していた疑い。今のところ容疑を否認している。

 昨年8月から「週刊文春」(文藝春秋)が疑惑を報じ、覚せい剤を吸引している映像をネタに暴力団員に脅迫されていると伝えられていた。それに「事実無根」と反論していたASKA容疑者だが、警察は自宅から十数回分の粉末と約90錠の合成麻薬MDMAなどを押収。尿検査でも覚せい剤とMDMAの陽性反応が出ており、もはや言い逃れはできない状況だ。自宅からは市販されていない覚せい剤反応の検査キットも発見され、ASKA容疑者が警察の動きを警戒しながらも薬物をやめられなかった事実が浮かび上がっている。

「警察が本格的に動いたのは『文春』の報道がきっかけでした。覚せい剤はブツを見つけるか、検査で陽性反応が出なければ起訴は難しい。一時は病院で“ヤク抜き”治療までしていたASKA容疑者は、報道が出た時にスッパリやめていれば逮捕されることはなかった。それができないほど、覚せい剤にドップリ浸かってしまっていたわけです」(週刊誌記者)

 一部報道によると、ASKAがドラッグにハマったきっかけは韓国公演の失敗と所属事務所の倒産ではないかと推測されている。2000年8月、まだ日本語CDが未解禁だった韓国でチャゲアスは2日間の大規模なライブを計画。だがチケットは全く売れずに中止となり、日韓文化交流のために寄付金を出した上にギャラはゼロ。この時の莫大な損害が響いて事務所は倒産し、チャゲアスは親会社に移籍することになった。この大失敗によってASKAは歌手としての自信を喪失し、それから間もなくドラッグ狂いが始まったという。覚せい剤やMDMAといった“アッパー系”の薬物だけを好んで使用していたのだとすれば、慢性的な鬱症状に悩まされていた可能性が高い。

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