「○○くんに殴られたい」熱狂的ジャニオタ“ヤラカシ”の危なすぎるファン心理

0508janiwota_main.jpg※イメージ画像:『ジャニヲタ 女のケモノ道』双葉社

 先月、ジャニーズJr.内ユニット「Mis Snow Man」の岩本照(20)がファン女性を殴打していたことが判明し、大きな騒動になった。そのファンは迷惑行為も辞さない熱狂的ファン「ヤラカシ」と呼ばれる存在で岩本に付きまとい、口論の末に暴力事件が起こったという。この事件を発端に「私も暴力を振るわれたい」という理解しがたい思考のファンが増加していると東京スポーツが伝えている。

 件の暴力事件が起きたのは昨年11月。稽古場から尾行してきた20代女性ファンに腹を立てた岩本が、東京・池袋の駅ホームで口論の末に女性を殴打。女性は右眼窩底と内壁を骨折する重傷を負い、それが痛々しい被害写真付きで週刊誌に報じられた。現在は岩本が女性に謝罪する形で示談が成立しているという。

 記事によると「ヤラカシの間では誰にどうやって殴られようかという話で盛り上がっている」といい、実際に事件後はTwitterなどで「(渋谷)すばるくんに殴られたい。首しめてほしい。たばこ押し付けてほしい」「有岡(大貴)くんに殴られたいし殺されたいし監禁されたい」といった書き込みが散見された。さらに「○○くんに殴ってもらうためにはどうしたらいい?」「殴られる方法をみんなで考えよう」といった不穏な書き込みも増えている。

 同紙は別の“暴行事件”についても記しており、昨年11月に東京ドームに電車で向かっていたジャニーズJr.のメンバーAが、張り込んでいた女性ファンから身体の欠点を揶揄するような言葉を浴びせられたという。立腹したAは女性ファンに暴力を振るったが、女性ファンは“自分は選ばれた存在”であるかのように喜んでいたという。

 岩本に暴行された女性も、事件前に「暴力ふるわれなすぎてちょっと寂しい」「本当好きすぎて他のヤラカシいると泣きそうになる」「わたし以外に暴力振るってんのとか本当嫉妬しちゃうし」などとSNSに書き込んでいた。

 迷惑行為でメンバーに激怒されたり、暴力を振るわれるなどといったことに喜びを見出す歪んだファン心理とは一体どういうものなのか。

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