氷川きよし、恐喝トラブルで明るみになった松村雄基との“継続愛”


 氷川は男性だけでなく、元マネジャーによると最近まで女性と交際していたという。証言をそのまま受け取れば、つまりはバイセクシャルで男女どちらもイケることになる。元マネジャーによると、氷川は女性と別れた原因について「あの子は仏壇の手入れをしてないから」と語っていたといい、相手の創価学会信者としての“信心”が足りなかったことが破局につながったという。

 元マネジャーによると、氷川は毎朝10分間は必ず仏壇に向かって「南無妙法蓮華経」とお題目を唱えるのが日課になっており、月1ペースで創価学会の集会に参加。自宅には池田大作名誉会長との写真が飾ってあるほど熱心な信者なのだそうだ。

 これも信教の自由であるが、氷川は元マネジャーに「宗教に入ってるの?」などと尋ね、元マネジャーが無宗教だと言うと「何それ! もしかして何も信じないで生きてるの? 生きる価値ないよ。(学会に)入った方がいいよ」などとまくし立て、何度も入信を勧誘してきたという。

 セクハラと宗教勧誘だけでなく、元マネジャー男性を最も悩ませたのは氷川の暴力的な“裏の顔”だという。実は口が悪いという氷川はファンの女性のことを「ババア」と呼び、元マネジャーに「バカ!」「この障害者!」「中年太り!」などといった言葉を言い放ち、物を投げつけるのも日常茶飯事だったという。

 さらにハラスメント行為は暴力にまでエスカレート。元マネジャーは「タバコを投げつけられる」「何発も平手打ちされる」「30センチほどの金属製のツボ押し棒で殴打」「グッチのカバンで背後から殴られる」などといった行為を何度も受けて負傷することもあったという。限界に達した元マネジャーは事務所に窮状を訴えるも相手にされず、横暴に耐えきれず4月20日付で退職。病院の精神科で「うつ状態」と診断され、治療を続けているという。

 だが一方、この記事が掲載される前々日に東京スポーツに「氷川きよし恐喝被害! 元従業員が数億円要求」との見出しが躍っていた。

 同紙によると、元従業員(元マネジャー)は勤務態度が非常に悪く、それを見とがめた氷川が注意する意味で軽く足を蹴ったり、水しぶきをかけたことが数回あっただけだという。にもかかわらず、元マネジャーは退社後に「氷川の暴力行為をばらされたくなければ金を出せ」と口止め料として数億円を要求するメールを送りつけてきたという。金銭を要求するメールを送ったことについて、元マネジャーは「文春」でも認めているが、あくまで「謝罪してほしい一心だった」と弁明。だが、東スポ記事は最初から恐喝が目的だったのではないかという論調で「氷川きよしと長良プロダクションこそが被害者」という内容になっており、文春記事と完全に食い違う状況になっている。

「元マネジャーに不審な点があったのは事実ですが、氷川の態度が悪いのも有名な話。どっちもどっちの部分がありますが、真相はそれよりも根が深い。騒動の根本には長良プロダクション周辺のキナ臭い問題があり、事務所側は元マネジャーのバックに『過去に長良プロに務めていた人物』がいると考えているようです。さらに、大物総会屋が絡んでいるとの情報もある。事務所側は元マネジャーがバックにいる人物の指示で文春にネタを持ちこんだことを察知し、それよりも早く東スポに情報を流した。メディアを巻き込んだ泥仕合になっている」(芸能関係者)

 長良プロは一昨年に創業者の長良じゅん会長が他界し、その長男である現社長の求心力が低下。そのスキを狙って事務所を乗っ取ろうとした人物や、カネを引っ張ろうとした総会屋の影があったという。いずれも失敗し、それを逆恨みした人物たちが今回の騒動を仕組んだとの見方もある。いずれにせよ、心配するファンのためにも本人の名誉のためにも、一刻も早く真相が解明されることを願いたい。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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