“最後の国立”戦争は終わらない!? AKB48が再公演断念で「やっぱりラストは嵐」

 先月30日に荒天のため中止となった「AKB48単独&グループ春コンin国立競技場~思い出は全部ここに捨てていけ!~」(東京・国立競技場)の代替公演が、6月8日に東京・味の素スタジアムで開催されることが決定した。AKBの国立ライブは2日間の日程で行われる予定で初日は晴天に恵まれたが、大島優子の卒業セレモニーが開催される肝心の2日目に天候が急変し、中止となった。

 AKBの公式ブログには「残念ながら、国立競技場での開催は叶いませんでしたが…『味の素スタジアム』が何とか調整がつけられ、確保できました」と綴られており、6月7日に同所で行われる「37thシングル選抜総選挙」の翌日に開催というスケジュールになった。運営側は国立での再公演を模索したようだが、調整がつかなかったようだ。

 国立競技場は今年7月から解体工事がスタートし、東京五輪に向けて新競技場が建設される。その最後を飾るべく、通常は1年に1組しか許されなかったコンサートが今年は立て続けに開催され、ももいろクローバーZ、L’Arc~en~Ciel、AKB48がライブを敢行。その一方、昨年の国立ライブで「国立最後のアーティスト」を大々的にうたっていた嵐の面目が潰れたとして、嵐ファンが激怒するという事態も起きていた。

 当初はAKBが「国立最後」になると目され、AKBファンVS嵐ファンの熾烈なバトルが繰り広げられたが、そこにポール・マッカートニーという超大物が飛び込み、5月に再来日公演を行うことを発表。国立の大トリを飾ることになり、熱狂的な嵐ファンも「ポール・マッカートニーなら仕方ない」と納得して抗争は終結したかに思われた。

 だが、AKBが国立での再公演を断念したことにより、再び「嵐がラストを飾るのでは」という憶測が広がっている。

men'sオススメ記事

men's人気記事ランキング

men's特選アーカイブ