AVメーカーMAXINGが誇る人気女優たちが、混迷する日本社会を独自の目線で斬る本連載。今回は、アジアを中心に海外でも人気の高い横山美雪ちゃんに、日中・日韓関係や日本の右傾化などについて聞いてみました!
【今月の提言】
エロテクを駆使して世界みんなで仲良くすべきです!
横山美雪(以下、横山) わたしがお仕事で中国や台湾に行くようになったのは4~5年前から。最初はマカオで開催された、アダルトエキスポっていうアダルト業界が一堂に会した大きなイベントに参加したんですよ。向こうはアダルト業界があまり盛んではないから、その分ファンの方がすごく熱狂的で強烈でした。
──ここ数年で日中・日韓関係はどんどん悪化していますが、イベントでそういう風当たりの強さを感じることは?
横山 もともとウェルカムな場所にこちらが行っているからというのもあると思いますけど、まったくないんですよね。なかなか難しい問題だけど、実際はメディアが大げさに報じてるだけって部分も大きいと思うんですよね。一部だけを見ると反日感情が強烈なように見えるけど、実際に行ってみればぜんぜん違う世界が見えると思いますよ。
──とはいえ、そういったメディア報道を真に受けて、特に日本人の若者の右傾化が進んでいるともいわれています。
横山 仕事が仕事なのでエロにつなげた話がしたいんですが(笑)、ここは真面目に語っちゃいますね! なんか、いまの若い人ってすごく閉鎖的だと思うんですよ。インターネットが当たり前で、家に居ながらなんでもできちゃうから、外に出て違う意見の人とディスカッションすることがほとんどない。日本の小さなコミュニティとかネットの中で同じ意見を持った人としかつるんでいないことが、右傾化の根本にあるように思います。