クズ発言連発も「梶原嫌い」でウーマン村本の好感度アップ!?


 また、「嫌いな芸人は?」という質問になると、キングコングの梶原雄太(33)と即座に答えた村本。番組で共演した際、あまり面識もないのに偉そうに立ち居振る舞いを指示されたことがあり、それを根に持っているというのだ。以前から村本と梶原の仲が悪いことは『アメトーーク!』(テレビ朝日系)などでネタにされていたが、ここまで明確に理由まで語ったのは初めてだった。

 そんな村本の発言にネット上では、「梶原最悪」「キングコングは2人とも嫌い」など、以前、生活保護の不正受給問題を起こした梶原に対して改めて厳しい意見が寄せられている。クズ芸人として知られる村本のゲス発言もどこ吹く風で、梶原へのバッシングが再燃した模様だ。村本がどこまで計算して梶原を槍玉にあげたのかはわからないが、結果的にこの梶原嫌い発言は、彼の好感度をアップさせていた。

 目下、クズすぎる芸人としてブレイク中の村本だが、その発言の端々では、相方への感謝を述べるなど、ただのゲスとは言えない発言を繰り返している。今回の「嫌いな芸人は梶原」という言葉も強烈ではあったが、十分に視聴者の共感を得るものだった。近頃では、“かもめんたる”などなかなかコンテストで優勝してもブレイクできない芸人たちが増えているなか、それでも彼らが売れているのは、ゲス発言を連発しながらタイミングよく視聴者の心を掴む村本のキャラが受け入れられているからなのだろう。たけしや志村が堂々と公の場で彼らを非難するのも、そんな村本の二面性を感じとり芸能界での成功を確信するからこそ、あえて発した厳しい言葉なのかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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