「恋愛は結婚してから」バラエティ力満点! ダディのビッグな恋愛論

0206bigdaddy_main.jpg※イメージ画像:『ダディから君へ』大洋図書

 いよいよタレント活動本格化なのか、“ビッグダディ”こと林下清志(48)が、5日深夜に放送された『ナカイの窓』(日本テレビ系)に出演し、独自の恋愛観を披露して話題を集めている。

 この日、日本テレビに初登場した林下は、冒頭から「ビッグダディのくせに背が低い」などとイジられながも、相変わらずの堂々とした振る舞いで番組に参加。フリートークSPという回への挑戦について、アシスタントMCを務めた山里亮太(36)が、「スタートラインのチョイスとしては結構難しいところ」と言うが、「あ、そうですか」と椅子にもたれながらアッサリと返した。

 そんな林下は、トークテーマをふられると独自の恋愛論を披露。結婚について聞かれた林下は、「会ったその日にもう一緒になる」と決め、「恋愛は結婚してから」で十分だと言い切る。その理由としては、「品定めっていうのが面倒くさい」し、「誰の魚になるのかわからない魚にエサをやってもしょうがないので、まず自分の魚にしてから一生懸命エサをやる」と言い放つのだった。

「あれだけカメラに追われていた人ですから、さすがのカメラ慣れですよね。普通の素人さんなら、あそこまで堂々と喋れないですよ。もちろん林下さんの個性というのもあるでしょうが、あれだけの芸能人に囲まれて、例えを取り入れたトークなんてできません。まあ、それができるようなタレント性のある人だったからこそ、『痛快!ビッグダディ』も面白かったわけですけどね。あれだけ流暢にトークができるなら、講演会などの仕事もどんどん入ってきそうですね」(業界関係者)

 また番組内で好みのタイプの女性を問われた林下は、「タイプは特にない」と言いながら、「俺との時間を愉快に暮らしてくれるなら誰でも」と回答。女性の外見などには興味がないと語る林下は、「イケそうな女性にいく」と、まるで遊び人のような発言を連発。これには山里も「鏡見て来い!」と思わずツッコむほどだった。

 さらに番組の後半では、ものまねタレント・やしろ優扮する美奈子がスタジオに乱入したが、そこでも堂々と「俺はこういう人間だ。これ以上でもこれ以下でもない」とお決まりのセリフで対応。恒例の素早い土下座も披露し、女芸人やしろを食うほどのリアクションを見せた。前出の関係者が言うように、初めての番組でそこまできっちりできるのはタレントでも少ないだろう。「声がかかるから来ているだけ」と林下は語っていたが、若手芸人のような一発かましてやろうという気負いがないから、自然体でいられるのかもしれない。

 ビッグダディという愛称ながら背の低い男は、トークも流暢にこなし、突発的なフリにもアドリブをきかせて対応する。タレント活動は始めたばかりといっても、すでに全国区の知名度があり、今回の放送では見事なバラエティ力を見せつけた。日ごろから、いきなりTwitterで呼びかけて集めた知らない人と飲んでいると語る林下には、まだまだ掘れば出てくる面白エピソードも多そう。しばらくテレビでの活躍は続きそうだ。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
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