浜崎あゆみ、セレブすぎる自宅を公開も払拭できない“落ち目”感

0203hamazaki_main.jpg※イメージ画像:『ayu』講談社

 先月23日に発売された浜崎あゆみ(35)のライフスタイルブック『ayu LIFE STYLE BOOK』(講談社)。本書は先月28日の『ノンストップ!』(フジテレビ系)、2日の『サンデージャポン』(TBS系)、3日の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)といった各種ワイドショーに取り上げられるなど、話題になっている。

 本書では、浜崎が日米に所有する3軒の自宅を公開し、全面ガラス張りのリビングや中庭にあるプール、サンセットが望めるベッドルームなどの豪華設備を掲載。自宅には靴や下着、バッグを収納する部屋がそれぞれあり、どの部屋にもキーロックが設けられて浜崎以外は誰も入ることができないという。また、愛犬専用の部屋ではベルサーチの特注品のベッドカバーを使用するという、セレブ生活を送っているとのこと。なお、『ノンストップ!』ではこのスタイルブックに掲載された浜崎の靴やバッグの鑑定を試み、靴は約200足で約4000万円、バッグは全部で約3500万円という見積もりが出ている。

 これについて、ネット上では「昔は売れてたし、これくらい贅沢してもいいんじゃない」「CD売れなくなってもやっぱりお金持ちなんだな」「歌で成功すればこんな生活ができることを証明するのはいいこと」という声が上がっている。

 最近の浜崎といえば、昨年末に約3年3カ月ぶりにリリースした最新シングル「Feel the love/Merry-go-round」(avex trax)の初日売り上げ枚数が1万7922枚(オリコン調べ)と振るわず、25作続いてきた自身のシングル週間ランキング連続1位の記録がストップしたりと、本業の歌手活動では目立った活躍がない。

 その一方で、昨年12月にはカリフォルニア大学ロサンゼルス校の医学部大学院に通う米国人男性(25)と婚約し、その後手をつなぎ仲睦まじい様子で帰国したことは記憶に新しい。彼女は、過去にも以前交際していたTOKIO・長瀬智也(35)や前夫のマニュエル・シュワルツ(33)と手をつないで空港に現れ、それがいつも新曲のリリース時と重なっていたことから、「またいつもの空港芸か」と揶揄されていた。

 また、先月27日には主題歌を歌うアニメ映画『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』のワールドプレミアに出席するためにフランスに滞在し、現地では大勢の浜崎ファンが出迎えていたという報道があった。しかし、これに対してネット上からは「大勢って何人くらいなんだ?」「元彼のマロとフランス旅行した時にはまったく騒がれてなかったのに、なんで?」とのコメントが多く見受けられ、かつての“歌姫”の貫禄は失われつつある。そんな彼女について、ある芸能関係者はこう話す。

「最近では露出も少なくなり、たまにメディアに出たと思えば『劣化した』という指摘があったりと、全盛期の面影がなくなりつつあります。しかし、自身で作詞作曲を手がけてきたのだけに、現在もカラオケ印税が相当入っているはずです。あの豪邸でのセレブ暮らしは、彼女の収入からすればいたって普通の生活水準なのかもしれませんね。今回のスタイルブックは、ヒット曲を連発していた頃の彼女のキャリアがどれほどのものだったのかを示すものになっていると思います。とはいえ、それが新たなファン獲得につながるとは考えにくいので、今後セレブ感を売りにしていくのは難しいでしょう。本来の歌手活動でまた注目を集められればいいのですが、CDの売り上げもかなり苦戦しているようですし…。今の状況を打開するには、これまでの彼女のイメージを一新するような大きな試みが必要ではないでしょうか」

 ライフスタイルブックから見える豪勢な暮らしぶりと現在の浜崎の寂しい現状には、あまりにも差があるように感じる。輝かしい一時代を築いた彼女が返り咲く日はいつになるのだろうか。
(文=サ乙)

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