大沢樹生、長男の「99.9%パパの子」発言に反論! 泥沼騒動の根本に喜多嶋舞への怒り

※イメージ画像:『喜多嶋舞写真集―24h』ワニブックス

 元光GENJIで俳優の大沢樹生(44)が7日、元妻で女優の喜多嶋舞(41)との間に生まれたとされていた16歳の長男との血縁関係をめぐる騒動で緊急会見を開いた。DNA鑑定で長男と「父子確率0%」との結果が出たと主張する大沢に対し、当の長男が「女性自身」(光文社)の取材に応えて「99.9%、ボクはパパの子です」と反論。当事者間で完全に主張が食い違うという泥沼化の様相を呈しており、大沢の会見に注目が集まった。

 長男は自宅で検査結果の書類を見たといい、そこには「99.9%親子と書いてありました」と主張。そのうえで「パパのやっていることは本当にくだらない」と断じ、大沢に対して「こんなことで騒いで何が楽しいんだよって。この人は何をしたいの?目的は何なの?って聞きたい」と批判している。

 この長男の言葉に対し、大沢は会見で「本当に彼が言っているのか。信じられない」と疑問を呈した。大沢によると鑑定結果の書類は事務所の金庫に保管し、自宅に持ち帰ったことはないため「100%、息子が見られる状況でなかった」という。また、騒動発覚後に喜多嶋が「16歳の少年を巻き込むものであり、なぜ今このようなことが突然書かれるのか、非常に憤りを感じております」とコメントしておきながら、長男への取材が喜多嶋の父親で現在の親権者の喜多嶋修さん立ち会いの下で行われたことに対し、大沢は不信感をあらわにしている。

 さらに大沢は長男の記事に関して「泥仕合を挑まれているのかな」といい、「でも、私はその土俵に上がる気はない。ただ、非常に悲しい。私が悪者になってあちらが楽になればいいことだとは思うが、どこまで我慢していればいいのか…」と悲壮感をにじませた。

 もはや誰が本当のことを言っているのか分からない泥沼状態。しかし、当事者の証言の食い違いから浮かび上がってくる真実もあるようだ。

 騒動発覚当初、大沢が突き付けた鑑定結果に喜多嶋サイドは「検査ミスだ」「偽造では」と主張し、取り合おうとしなかった。また、喜多嶋修さんは長男への女性誌の取材の席で「あのDNA検査というのも、裁判所などが定めたオフィシャルな機関で行われたものでもないのに」と発言している。もし長男が言うように鑑定結果が大沢の主張と真逆であったのなら、検査ミスもへったくれもない。検査機関がオフィシャルなものかどうかも問題にならず、喜多嶋サイドは大沢の「ウソ」であると断じればいいだけだ。

 さらに「女性自身」の記事では「粗悪な検査を行ったり、肝心の献体の取り違えをしたりと、誤判定を頻発させる業者も少なからず存在する」「依頼者とグルになって、偽りの検査結果を作成する悪質業者さえある」などと綴られ、大沢が行ったDNA鑑定そのものに疑問を投げかけるような記述がある。

「これは完全に同誌が喜多嶋サイドに乗っかっている証拠。喜多嶋サイドに都合のいい記事内容にする代わりに、長男の独占インタビューを組んでもらったようです。しかし、肝心のインタビューは『検査結果は父子確率99.9%だった』という内容なのに、なぜかDNA鑑定の正確性に疑問を呈するという構成にチグハグさが感じられる。それ以前に、騒動発覚後に長男の親権が大沢から喜多嶋側に移る際、双方の弁護士が検査結果を確認しているはず。DNA検査の精度を問題にするならまだしも、今さら結果の内容を焦点にするのは無理がある」(週刊誌記者)

 ここまでの大騒動になってしまった以上、鑑定結果を公表するのも一つの手に思えるが、大沢は会見で「そんなことはできません」と答えている。長男との血縁関係を否定する書類を世間に晒すのは、さすがに憚られるというのことなのだろうか。

 もはや最後の手段は、DNA鑑定の再検査で白黒つけるしかないだろう。しかし、大沢サイドによると現在親権がある喜多嶋側が再検査を拒否しており、それも実現しなさそうである。

 親子関係の否定については、本来は父親が子どもの出生を知ってから一年以内に嫡出否認の申し立てをしなければならない。すでに16年が経過している長男との血縁関係を法的に否定できる確率は皆無に等しい。一連の報道で騒動が公になったことに対し、大沢は会見で「息子に傷をつけてしまった。詫びても詫びきれません」と涙ながらに語っていたが、そこまでして法的にはもうどうしようもない親子関係を否定しようとしているのはナゼなのか。

「大沢は裁判所に『親子関係不存在の確認』を申し立てていますが、これは当事者同士の調停ありきの制度。喜多嶋は調停に全く応じず、それに業を煮やした大沢サイドが相手を追い詰めるため、第三者を通じてマスコミに情報を流し、取材に応じることで騒動を公にした。そこまでやらなければならなかった理由は、一部で報じられているように妊娠中の再婚相手が出産する前に長男との籍を抜きたかったということもあるでしょうが、最も大きいのは喜多嶋への怒りですよ。大沢は周囲の知人に『別の男の子どもだと知りながら、アイツは俺に養育を押しつけていたのか』とぶちまけています。離婚後はシングルファーザーとして長男を男手一つで育てていましたし、もし16年間も騙されていたのだとすれば激怒するのも当然でしょう。とにかく彼は、喜多嶋に事実を認めさせたい一心のようです」(前同)

 一部関係者によると、喜多嶋サイドは「カネ目当てではないか」と疑い、大沢が慰謝料を求めてくるのではないかと警戒しているようだ。もしカネの問題に発展すればさらなる泥沼化は避けられないだろうが、仮に慰謝料を請求しても法的には認められない可能性が高いといわれている。果たして、大沢の真意はどこにあるのだろうか。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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