“彼氏ネタ”タレント・鈴木奈々、結婚先延ばしは戦略? それとも…

※イメージ画像:『ネイルアートアレンジ&テクニックBOOK』実業之日本社

 ひと昔前まで、メディアでは“おバカタレント”が量産されていた。その代表格であった里田まい(29)は東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手(25)との結婚を機に良妻キャラへと変貌し、里田とともに『Pabo』というユニットを組んでいたスザンヌ(27)や木下優樹菜(26)も結婚を経て徐々に落ち着きを見せている。

 そんな中、“おバカタレント”として根強く生き残っているのがモデルでタレントの鈴木奈々(25)だ。12日に東京スカイツリータウンで行われた『あべのハルカス・東京スカイツリー』コラボイベントに出席した鈴木は、報道陣に対し「お互いに忙しくてスケジュールが合わない。本当にヤバイ。婚姻届もまだもらってきていないので、クリスマスに入籍したいけど本当にできるのかな…」と現在婚約中で年内に入籍予定だという彼について語った。また、「今年を漢字で表すと『婚』。愛してるや大好きが止まらない年でした。入籍して来年は子づくりしたい」と子づくり宣言まで飛び出した。この『婚』の字すら満足に書くことができなかった鈴木。子づくりの前に覚えることがあるのでは…と言いたくなってしまう。

 鈴木は、デビュー当初から彼氏の存在を公にしており「ラブラブです」と本人が言うように2人の仲睦まじいプリクラなどがネット上にも多く出回っている。かねてから彼との結婚を望んでいた鈴木だが、交際4年目となる今年、鈴木の誕生日である7月9日にプロポーズされ、2人の地元である茨城での同棲生活をスタートさせるなど、メディアに出る度に“彼氏ネタ”を披露している印象がある。

 このことに対して、ネットでは「鈴木奈々の恋愛とかどうでもいい」「ネタにされまくってる彼氏、嫌じゃないのかな?」「ほかにネタがないから彼の話しかできないんだろうな」「彼氏彼氏うるさい」という否定的な声が聞かれている。また、鈴木の“おバカキャラ”については、「同じことを繰り返して言うばかりで何を言っているのかわからない」「しゃべり方がアホっぽい」や「無邪気で頑張り屋さんなところが好き」「見ているこちらまで明るくなる」と賛否両論を呼んでいる模様だ。

 そんな鈴木には、おバカにまつわるこんなエピソードがある。「小学校レベルの計算ができない、九九すらも怪しい」「高校時代、10教科中9科目で1を取り退学になった」 「彼氏の名前を未だに漢字で書けない」

 もしこれらが真実であれば、結婚して子どもを育てることはできるのだろうか…? という余計な心配をせざるをえない。芸能界に入る前は、ショップ店員として働いていたという鈴木だが、「お金の計算ができないので、レジはさせてもらえなかった」と語っていたこともある。あのおバカっぷりはキャラではないのかもしれない。だとすれば、結婚が先延ばしになっている理由には、鈴木は結婚すると言いつつ、そのタイミングや手順を把握できない真性のおバカだという可能性も…。もしくは、“自分にはおバカと彼氏以外のネタがない”とタレントとしての自分を冷静に分析し、どうにかこのネタで引っ張れるところまで引っ張ろうとしている、という見方もできる。しかし、今の鈴木について、このように語る人もいる。

「世間からは冷たい目で見られがちな“おバカキャラ”ですが、テレビ等で共演する他のタレントにとっては、『ああ、この子がいるから私がちょっとくらい失敗しても大丈夫だ』と安心感を与える存在になっていることが多いんです。鈴木のように徹底的にバカを貫くキャラは、その場にいるだけで他のタレントを持ち上げる存在になります。これも一種の才能ではないでしょうか。鈴木以上の超絶おバカキャラが出てこないかぎり、今の鈴木のポジションは安泰だと思います」(芸能プロダクション関係者)

 実際結婚するとなると、これまでのように“彼氏ネタ”でメディアに出続けることは難しいかもしれないが、鈴木と同じく“おバカキャラ”だった辻希美(26)のように結婚後にママタレとして成功する例もある。結婚後も鈴木はおバカでい続けるのか、それとも結婚を機に変わるのか…。とりあえず、婚姻届の必要事項を漢字で書けることを願いたい。
(文=サ乙)

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